キャリアアップを目指す30 代女性のための転職成功術

30代女性のための転職術

 

男女を問わず、30代というのは、自分の将来を考えると、色々と悩みが出てくる時期です。大卒で働き始めたとすると、ビジネスマンとして10年前後のキャリアを積んできて、仕事に慣れてくると同時に、先が見えてくる時期でもあります。

 

  • 今の仕事に不満があるわけではないけど、このまま、今の会社にいても、自分が成長できると思えない。
  • 収入が上がる見込みもないので、年収アップ、スキルアップを目指して、転職したい。
  • 一定の実績を残してきた自負があるので、そんな転職ができる自信もある。

 

でも、30 代の転職が厳しいことは分かっているので、今の会社を辞めるということはせず、このまま働き続けながら、チャンスを探したい。

 

このページでは、こんな考えを持つ女性を対象に、転職活動の進め方についてまとめていますが、30代というのは、民間企業からすれば、最も欲しいとする年代層であり、着実に実力を付けてきたビジネスマン(ウーマン)であれば、引っ張りだこです。

 

特に、下記のような経歴を持つ女性であれば、好条件で転職できる可能性が高いので、今すぐに動くことをオススメします。

 

<こんな経歴を持つ人は、転職できる>

現在、管理職に就いている
過去に、3年以上の管理職経験がある
チームリーダー、プロジェクトリーダーの経験がある
新規事業の立ち上げ経験がある
総合職で10年以上の勤務経験がある
一般職(事務職)で10年以上の勤務経験がある

※『転職のしやすさ』は、求人の応募条件をベースに3段階で評価したものです。
◎=求人が多いうえ、条件交渉をしやすく、前職を大きく上回る給与が提示される可能性が大
○=常に一定数の求人があり、前職を上回る条件で転職できるチャンスアリ
△=求人が少なくなり、かつ、条件交渉はシビア

 

Check!

これまで総合職で働いてきた人であれば、問題なしですが、一般職の経験しかない人だと、かなり厳しくなります。転職することで、かえって給料が減ったという人も少なくありません。

 

でも、一般職であっても、前職よりも良い条件で転職できる可能性はあります。下記のページで、一般職としての転職を考えている30代女性が知っておくべき転職術についてまとめていますので、参考にしてください。
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必ずエージェントに登録して、非公開求人を紹介してもらうこと

転職を成功させたかったら、絶対にやるべきことは転職エージェントへの登録です。エージェントの助けなしで、好条件の会社へ転職できる可能性は極めて低いからです。

 

ネットで自分が調べられる求人は、全体の1割程度

その理由は、そもそも、正規雇用(正社員)の求人というのは、エージェントが内部に抱えていて、表には出てこないためです。

 

転職サイトにおいて、自分で検索することができる求人もありますが、それはほんの一部です。

 

アルバイトや派遣の求人であれば、ほぼ全ての求人が公開されていますが、正社員に関しては、非公開が原則です。

 

転職エージェントの公開求人数
転職エージェントの非公開求人数

 

条件の良い求人ほど、非公開となっている

さらに重要なことは、好条件の求人ほど、非公開になっているということです。条件が良いということは、それだけ、企業側からの要求内容も細かくなるため、エージェントは紹介する人間を厳選します。

 

そのためには、転職を希望する人と実際に会って、どんな人物なのかチェックする必要があり、そこで必然的に、自社に登録している人しか相手にしないということです。

 

好条件の求人を多数抱えているエージェントだと、転職希望者にPRするために、一部の求人をサイト上で公開することがありますが、もし、そんなサイトを見つけたら、エージェントは、その数倍、10倍という数の優良案件を持っていると考えてください。

 

エージェントに登録しなければ、本当に良い求人とは出会えない
エージェントに登録する

 

エージェントに登録することには、こんなメリットもある

好条件の求人を紹介してもらえるということ以外にも、エージェントに登録する意義が二つあります。どちらも、転職を成功させるうえでは、極めて重要なことです。

 

メリット1:エージェントに企業を選んでもらうことで、ミスマッチが防げる

エージェントというのは、求人を出している企業の内情を隅々まで把握しており、『この人は、この会社に合う』、『この人は合わない』という判断を的確に下すことができます。

 

同時に、あなたの希望条件と照らしあわせて、仮に転職したとして満足できるかどうかという見極めも、冷静に行ってくれます。

 

つまり、企業と転職希望者のマッチングをしてくれるということです。そのため、いい会社だと思って転職したのに、入ってみたら想像と違っていて、後悔したというような失敗を避けることができます。

 

転職エージェントは、こんな情報を押さえている

  • 業績が好調かどうか
  • 社員の給与の伸び率は、どれくらいか
  • 残業は多いのかどうか
  • 休日をしっかり取れるのかどうか
  • 女性が活躍できる土壌があるかどうか
  • 女性が男性と同じ待遇を受けられるか
  • 子どもを持つ女性のサポートに、どれぐらい力を入れているか

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これらの情報をもとに、転職エージェントは、こんなことを判断してくれる


  • あなたが、その会社で活躍できるかどうか
  • あなたが、満足できる環境であるかどうか
  • 自分が理想とするキャリアを送ることができるかどうか

 

適切な転職先を見つけるうえで、エージェントが持つ情報は欠かせない
適切な転職先を見つけるための情報

メリット2:企業側と交渉して、条件アップを勝ち取ってくれる

エージェントに登録することの、もう一つのメリットは、条件交渉をあなたの代わりに行ってくれるということです。

 

この条件というのは、給与だけでなく、休日や残業時間、各種手当などの待遇面、入社後に担当する仕事内容やポジション、入社日、勤務地などが含まれます。

 

子どもがいる女性、近い将来に結婚を考えている女性だと、産休・育休制度の内容、有休の取りやすさといったことも、条件に入ってくるかもしれません。

 

これらは一つずつ、個別に交渉するものではなく、『給与は、希望額より少し低いけど、その分、賞与や手当でカバーしてもらう』というふうに、連動して考えるものです。

 

ここは相手に譲るけど、そのかわり、ここは自分の要望を押し通す

 

時には、そんな駆け引きも必要になってきますが、こんな交渉を一個人が行うのは無理があります。会社の人事担当者というのは、この手の経験を積んできているプロ中のプロですから、あなたが自分で交渉しようと思っても、なかなかうまくいかないでしょう。

 

そこで頼りになるのがエージェントという存在です。彼らもプロなので、状況を見ながら、どんなふうに交渉を進めていけばいいのか、判断したうえで、あなたの代わりに、実際の交渉を行ってくれます。

 

<転職する時に、会社と確認しておくべき条件>

自分で実行するのは大変
自分で実行するのは大変
  • 給与(基本給)
  • 各種手当、賞与
  • 休日、残業時間、有休などの待遇
  • 入社後に担当する仕事内容、ポジション
  • 勤務地
  • 入社日

矢印


エージェントが代わりに交渉

エージェントであれば、代わりに交渉してくれる


 

また、交渉の時に、あれもこれもと欲張れば、企業側に敬遠されるので、譲れないものと譲歩できるものを見極めて、優先順位を付けておくことが重要です。

 

また、そもそもの話として、自分が考えている条件というのは、客観的に見て妥当なのかどうかということも重要です。

 

自分では、これぐらいが当然と思っていることが、転職市場のなかでみれば、妥当性がない、身分不相応ということは、よくあります。

 

こういった妥協点を探る作業も、エージェントはサポートしてくれます。

 

  • その条件で、交渉しても勝ち目はある?
  • 企業側を納得させられるだけの根拠がある?
  • どんな条件なら、企業側も受け入れてくれる?
  • 今は、交渉を行うべきタイミングなのか?

 

エージェントは、交渉を成功させるためには、どうすればいいのか、様々な観点から考えてくれる
エージェントの交渉

 

1:女性の転職にまつわる採用担当者の本音

転職のカギを握るのは、なんといっても採用担当者にあります。企業が求める人材を熟知していることから、採用担当者の本音を知るのは、自分の希望する転職を叶えるためには、必要不可欠です。

 

ここでは、採用担当者が何に重きをおいて、採用する人を決めているのかをまとめていきます。

 

1.1:男性と女性ならば、男性を選ぶ?

どの企業においても、これまでは確率論として、女性よりも男性のほうが、長く働き続けるという考えから、女性よりも男性を優先的に採用する風潮がありました。

 

これは、同じ実力の人同士の話だけでなく、仮に能力的に劣っているとしても、男性のほうを優先的に採用するという意味です。

 

男性と女性ならば、男性を選ぶ?東京医科大学で、女子生徒の合格者を抑えるために、男子生徒よりも、わざと点数を低く付けるという不正が行われていました。

 

これは、男子生徒を優先するという発想ですが、これと同じようなことが、企業の採用でも行われていたということです。

 

1.2:今は、どの会社も男女を問わず、優秀な人材を採用している

しかしながら、この状況は少しずつ変化してきています。将来を見据えた人材確保の観点から、女性を積極的に採用しないと会社自体が終わってしまうという危機感を、経営側が持つようになったからです。

 

この背景は、人手不足ということもあれば、本当に有能な人材を取らなければ、激化するグローバルでの競争を生き残れないということもあります。

 

男性を優遇するような余裕はなくなってきたということですが、現在では、年齢、体力の有無、結婚している、していないに関係なく、優秀な女性であれば、どの企業でも、どんどん採用するようになってきています。

 

特に、中途に関しては、この傾向が強く、女性でも、実力・実績を評価されれば、採用されると考えて間違いないです。

30代女性は実力勝負

 

1.3年齢はネックになる?

年齢が高くなるにつれて、転職のハードルが高くなるのは事実ですが、30代であれば、それほど問題はありません。

 

この年代であれば、男女を問わず、選考の段階においては、担当者は、年齢よりも本人の経験値・実力を重視します。

 

以前は35歳を過ぎると、転職は難しいという話がありましたが、今はそんなことありません。女性でも30代であれば、年齢が支障になることは、まずないでしょう。

 

強いていえば、30代後半になってくると、管理職やリーダー職の経験があるかどうかで、転職できる会社の数が変わってくるので、経験がないという人は、可能であれば、今の会社で、リーダー的なポジションを経験しておくことをオススメします。

30代後半の転職は管理職経験が重要

 

ちなみに、より正確に言えば、これは役職という肩書きが評価されるということではなく、マネジメントができる、人材育成ができるということが重要なので、肩書きがなくても構わないです。

 

(職場のなかで、周囲をリードして仕事を進めてきましたといった経験でもOKです。)

 

1.4:結婚・出産の予定は気になる?

適齢期の女性となると、結婚・出産の予定は気になるというのが、採用担当者の正直な気持ちです。せっかく採用した人が、すぐに辞めてしまったり、産休・育休を取ることになったりしたら、意味がないからです。

 

面接の場において、企業側が女性に対して、結婚の予定について聞くのは厳禁とされているので、表立って聞かれることはありませんが、それとなく探りを入れられることはあるはずです。

 

その時の対応ですが、採用担当者を不安にさせて、良いことはないので、付き合っている彼氏がいて、結婚を真剣に考えているといったようなことは言わないほうがいいです。

 

正式に結婚が決まって3ヶ月には入籍するとか、妊娠しているといったことを隠すと、さすがに入社後、問題になる可能性があり、事前に言っておいたほうが無難ですが、そうでなければ、わざわざ正直に答える必要はないです。

結婚・出産と転職

 

1.5:転職直後に産休・育休を取るのは避けたほうがいい

ちなみに、転職してから間もない時期に、出産・育児で休みを取るとなった場合、産休・育休は法的に認められている制度なので、取得することを会社側が拒絶することはないでしょう。

 

ただし、周囲からの印象は確実に悪くなり、復帰してから働きにくくなるのは避けられません。その後のキャリアにも響いてくるので、注意してください。

転職と産休、育休

 

転職してから、2~3年間働いて、仕事で一定の実績も出したということであれば、周囲の理解も得られるので、結婚・出産は数年単位のスパンで考えるようにしてください。

スムーズな育休取得

 

なお、ライフステージの変化は、誰にでも起こり得ることですが、直近で結婚・出産の予定がある場合、そもそも転職するには不向きな時期です。

 

今の会社で産休・育休を取得しつつ、復帰後、子育てが一段落して、仕事に集中できるようになってから、次の会社へ移るほうがスムーズです。

 

2:総合職と一般職で、転職のチャンスは大きく異なる

現在の転職事情では、有効求人倍率が44年ぶりの高水準を記録するなど、空前の売り手市場となっています。しかし、総合職と一般職で、状況は大きく異なります。

 

たとえば、2018年9月の転職求人倍率(登録者1人に対して、求人数が何件あるかを算出した数値)では、全職種で2.35倍、営業系は2.32倍、企画・管理系は1.71倍、IT・通信の技術系に至っては8.04倍という好条件に対して、事務・アシスタント系の求人倍率は0.21と、1人あたり1件を大きく割り込んでいます。

 

参照:doda 転職マーケットの”今”を知る! 転職求人倍率レポート

 

2.1:一般職の採用枠は少ない

求人倍率からもわかるように、一般職の仕事は、そもそも正社員の求人自体が少なく、求人1件に、200~300人の応募があるため、非常に転職しづらい状況にあります。

 

これまで長年に渡り、キャリアを積んできたベテランであっても、何十社も応募しているのに、面接にさえ至らないというケースが珍しくありません。

 

仮に転職出来たとしても、今までの実績に見合うような給料は得られず、かつ、正社員ではなく、非正規社員となる可能性もあります。

 

当たり前の話ですが、正社員と非正規社員では、待遇は大きく違います。年収だけを見ても、非正規は、正社員に対して、3分の2程度ですし、雇用も不安定で、いったん景気が悪化すれば、雇用調整にかかり、職を失うことも考えられます。

一般職の雇用

 

2.2:30歳を超えての一般職の転職は、悪い結果になりやすい

総じて良い条件での転職は厳しく、キャリアダウンする可能性のほうが高いです。

 

ちなみに、日本政府は、『女性の活躍』を打ち出して、企業に対して、女性を積極的に活用するように働きかけています。

 

それを受けて、女性により多くのチャンスを与えるため、一般職を廃止して、全員を総合職に転換するという企業が増えており、一般職はいずれなくなることが予想されています。こういった流れを考えても、一般職の転職というのは、厳しいです。

30代での一般職の転職は難しい

 

3:総合職の転職は実力で勝ち取れる

一方で、総合職での転職となると、正社員の求人件数が多く、求人倍率の数字を見ても分かるように、転職のチャンスは広く開かれています。

 

また、総合職での転職は実力主義となるため、キャリアを積んできた、有能な人であれば、企業側は良い条件を提示して、迎え入れます。30代というのは、企業から見ても、最も価値が高い年齢層なので、転職を考えるには、良いタイミングです。

総合職の求人倍率は高い

 

総合職としての仕事は、責任が重く、時に残業も多くなり、大変なこともありますが、労働管理がしっかりしている企業に転職が決まれば、自分の頑張りが収入アップにつながり、大きなやりがいを得られます。

 

キャリアコンサルタントによると、転職することで不満を解消出来たという人が8割と、非常に多いです。何度も言いますが、今はかなりの売り手市場、転職を成功させやすい、チャンスの時期と言えるでしょう。

 

4:管理職を目指す30代女性が知っておくべき、転職事情

新聞やテレビのニュースでも大きく取り上げられていますが、日本政府は、2020年までに女性管理職を30%にするという目標を掲げており、それを受けて、大企業を中心に、女性管理職を増やそうとする会社が多くなっています。

 

そのため、管理職での転職を希望する女性にとっては、追い風となっています。

 

4.1:外部から採用した女性を管理職にする企業が増えている

女性管理職を増やそうとする時に、まず、自社内の女性社員を管理職に引き上げることで、人員を確保しようとする企業が多いのですが、実は、これがうまくいっているケースは少ないです。

 

人間関係のしがらみによって、自社内で、ほかの社員が納得する人物を起用することが難しかったり、そもそも管理職を目指している女性が自社内にいなかったりといった理由で、外部から、やる気のある女性を中途で採用して、管理職に据えようとする動きが、活発に見られています。

管理職候補となる女性の採用ニーズは高い

 

4.2:マネジメント未経験者でも、管理職に就ける可能性がある

管理職経験がある女性はもちろんのこと、これまで管理職に就いた経験がない女性、あるいは主任、係長といった肩書があっても、スペシャリスト的な位置付けで、部下のマネジメント経験がほとんどない女性でも、採用されています。

 

つまり、転職を機にマネジメントの経験を積むチャンスが得られるということです。

 

そういった人の場合、入社していきなり、マネージャーに据えられることはなく、まずはチームリーダーとして、少数のメンバーのマネジメントからスタートして、経験を積んでから、管理職に就くことになるので、スムーズにキャリアアップを目指せます。

未経験者の女性でも管理職に就ける

 

未経験からのマネージャーというと、私には務まらないのではと、ためらう女性が多いのですが、思い切ってマネジメント職に挑戦してみると、意外と自分に向いている、メンバーの成長を支援するのは、やりがいが大きいという人達もたくさんいます。

 

ですから、管理職への興味があるのであれば、思いきってチャレンジしてみることです。(会社が女性管理職を育てようという意識を高めている今は、チャンスです。)

 

5:女性の強みを活かせる『サーバント型マネジメント』

あなたは、『サーバント型マネジメント』という言葉を、知っているでしょうか?

 

トップダウンで命令する昔ながらのやりかたとは真逆に、部下が働きやすいように、サポートするというスタイルですが、最先端のマネジメント手法として、近年、外資企業を中心に、取り入れられています。

 

そして、この『サーバント型マネジメント』というのは、女性のほうが向いていると言われています。

 

5.1:現代のマネジメントスタイルは女性向き

一昔前は、俺の背中を見てついてこいというような、精神論タイプのマネージャーが多くいました。強力なリーダーシップにより、メンバーを指導、統率していくスタイルです。しかし今の時代の若手に対して、その手法は通用しなくなっています。

 

代わって注目されてきたのが、『サーバント型マネジメント』です。これは、米国のロバート・K・グリーンリーフ博士が提唱した『奉仕こそがリーダーシップの本質である』という概念から成り立っているマネジメント手法です。

 

メンバーに対して組織が目指す目標やビジョンを示したうえで、メンバーが実行するために必要な支援を行うのが、リーダーの役割という考え方です。

 

若いメンバーが主体性を持って、モチベーションを高く維持して働けるようにするには、こうしたマネジメントスタイルが有効であることが分かってきており、マネージャーを募集する時に、サーバント型マネジメントを実践できる人間を優先的に採用する企業が増えています。

 

他人に対して、奉仕、支援の心で接するのは、女性にとっては、ごく当たり前の感覚であり、特に、子育てを経験している女性からすれば、これは、まさに子育てと一緒です。

 

一方、男性にとっては、この考え方は、あまり馴染みがないものです。特に、マネージャーに昇進するぐらいの優秀な男性というのは、競争を勝ち抜くという発想が強いため、なおさらです。

 

サーバント型マネジメントのスタイルは、まさに女性に適しています。

現代のマネジメントスタイルは女性向け

 

6:結婚・出産しても管理職なら働きやすい

今現在、育児と仕事を両立させながら働いている女性たちからは、マネージャーという立場のほうが働きやすいという声が、多く挙がっています。自分の都合に応じて、スケジュールをコントロールしやすいというのが、その理由です。

 

育児中だと、保育園への送り迎えなど、どうしても子供に時間を割く必要がありますが、一スタッフとしての立場だと、同僚や取引先の都合に合わせて、動かざるを得ない場面が多く、ここが悩みの種となります。

 

その点、マネージャーであれば、夕方以降は打ち合わせや会議を入れないなど、仕事のスケジュールを、自分の都合に合わせて決められますし、実務をメンバーに任せて、自分は戦略を練る業務に集中することで、時間の余裕も生まれます。

女性管理職は時間の融通が効く

 

マネージャーは、重い責任を背負う反面、時間に融通が利く、能動的な働き方をすることが出来る立場なので、この立場をうまく活用すれば、仕事で成果を出しつつ、子供のためにも時間を使うといったことが可能となります。

 

7:若手女性が多いベンチャーでは、ロールモデルとなる 30 代女性が人気

伸び盛りの中小ベンチャーでも、女性の活用に意欲的です。特に、女性をターゲットとした商品・サービスを展開する企業においては、女性の力を活かしたいと考えており、優秀な女性の採用が課題となっています。

 

ところが、ベンチャー企業だと、若い社員が多いこともあり、管理職を務められる力量を持った社員がいないというのが現状です。

 

また、設立から5~10年程度の企業では、新卒採用した女性メンバーが結婚・出産適齢期を迎えて、子供を持つ女性が増えています。

 

現在、即戦力として頑張っている女性たちの力を活かし続けるためにも、企業サイドとしては、育児と仕事の両立支援制度を設けるなど、女性が働きやすい環境整備に取り組んでいますが、それでも、両立というのは大変です。

でも、ベンチャーだと、こういった経験をしている女性がいないため、悩みを相談できるような相手がいません。

 

7.1:女性のキャリア構築にはロールモデルが必要

そのため、会社としては、若手女性のロールモデルとなるような存在を、外部から採用するという動きを取るようになってきています。

 

若い女性社員が自分自身の将来像をイメージする際に、こんなふうに働いていたい、こんな女性になりたいと目標にできるような存在を社内に置くようにしているということです。

 

そして、ロールモデルとなる女性には、若い社員が壁にぶつかったときの良き相談相手となり、解決の手助けをするメンターの役割を果たしてくれることも、期待しています。

 

こうしたニーズに合うのは、経験豊かな30~40代半ばの女性です。特に、2~3年以上の管理職経験を持つ女性、育児経験を持つ女性は、格好のロールモデルとなります。

 

企業側から見た有力な採用ターゲットとなっており、該当する人は、かなりの好条件で転職できる可能性があります。

 

8:生活者目線が活かせる業界で、管理職ニーズが増大中

女性を優先して、管理職として採用したいとする企業は、どんどん増えています。特に、女性ならではの生活者目線が活かせる業界では、女性の中途採用に対して、意欲的です。

 

例えば、住宅、飲食関係、生命保険、保育サービス、教育、家事代行サービス、介護サービス、医療サービスといった業種です。

 

【女性管理職の採用ニーズが増えている業種】

  • 住宅、飲食関係
  • 生命保険
  • 保育サービス、教育
  • 家事代行サービス
  • 介護サービス、医療サービス

 

ちなみに、保育・福祉・医療といった業種だと、保育士、介護福祉士、看護師といった専門資格が必要になるのではと考えがちですが、資格は不要です。また、その業界における実務経験も、必ずしも必要ではありません。

 

重要なのは業務や人をマネジメントする能力なので、こういったスキルがあれば、業種未経験者でも、採用されます。

 

特に、企画、マーケティング、セールスプロモーション、営業、施設運営マネジメントといった職種における、マネジメント経験者に対するニーズが高いので、これらのポジションでの経験があれば、即採用となる可能性が大です。

【女性管理職の採用ニーズが増えている職種】

  • 企画、マーケティング
  • セールスプロモーション、営業
  • 施設運営マネジメント

 

 

 

9:女性を採用する業界が広がっている

これまでは、男性が中心だった業界で、女性を積極的に採用する動きが見られます。その代表が不動産・住宅業界です。不動産賃貸・売買の仲介営業、住宅リフォームの提案営業などの職種で、女性の採用事例が増えています。

 

住まいに関しては、生活者としての目線や家事の経験を生かして、顧客にきめ細かなアドバイスや提案ができるのが、女性の強みです。実際、不動産営業職では女性が高い業績を上げるケースが多く、企業側も女性をもっと活用すべきという意識が強くなっています。

 

9.1:女性が働き続けやすい環境を整備する企業が増えている

これまで不動産業界で女性が長く仕事を続けるのが難しかった要因の一つとして、土日が休みではなかったことがあります。

 

そこで、土日休みの勤務形態を設ける、チームでローテーションを組み、個人の勤務スケジュールに融通を利かせるなど、女性が働きやすいように、制度を工夫する企業が増えています。

 

こうした動きは、これからも様々な分野に広がっていくことは確実であり、あなた自身が想像する以上に、女性が活躍できる場が広がっていると考えたほうがいいです。

女性が働きやすいように制度を工夫する企業が増えている

 

10:30 代の女性が、転職を目指す時の注意点

売り手市場、女性採用の広がりなど、女性にとって有利な状況と言えますが、だからといって、簡単に転職できるわけではありません。

 

実力重視の状況で、人を見る目が厳しくなっているだけに、何も考えずに転職しようとすると、思わぬ失敗に遭遇しかねません。

 

30代の女性が転職を目指す際に、注意すべきことを挙げておきますので、これらのことに配慮しながら、転職活動に取り組んでください。

 

10.1:在職中に動くこと(退職してからの転職活動は NG)

転職活動の鉄則は、在職中に行うということです。これは、どんな状況であれ、変わらない法則です。今の仕事を辞めたほうが、時間を確保出来て、転職活動に集中しやすいのではと、思われるかもしれませんが、これは、間違いです。

 

企業は、離職中の人を敬遠する傾向があり、仕事に就いてないというのは、それだけで不利です。育児、介護など、やむを得ない理由があれば、話は別ですが、そうでなければ、確実に評価はマイナスになります。

 

そのため、なかなか、次の仕事が決まらないということになりがちですが、そうなると、心理的に不安になってきますし、無収入の状態ですから、金銭面でもきつくなります。

 

失業手当がもらえている間は、まだいいのですが、受給が終われば、貯金が減る一方なので、大変です。

退職してからの転職活動は NG

 

10.1.1:無職での転職活動は、失敗に終わるリスクが高い

転職活動が長引いて、職務経歴の間隔が空いてしまうと、働いていない空白の期間について、面接先の企業から疑問を持たれることになり、ますます、不利な状況になるという悪循環です。

 

転職活動の長期化は、精神的な負担も大きくなるため、焦って転職先を決めてしまいかねません。そうなると、前職の会社よりもレベルが低く、条件も悪い会社に入社することになり、キャリアアップを狙って転職したはずなのに、キャリアダウンする結果になってしまいます。

 

(入って、状況が落ちついた後に、こんなはずではなかったと、なりがちです。)

 

退職してからすぐに、次の転職先が決まればいいのですが、そう簡単ではありません。決まらない場合には、経済的にも精神的にもかなり追い込まれてしまいます。満足がいく形で転職するためには、必ず、在職中に転職活動を行うようにしてください。

 

10.2:安易に転職先を決めない

じっくりと検討せず、次の転職先を決めてしまうと、転職後すぐに職場に対する不満が出てきてしまいます。こんなはずではなかったと思っても、もう後戻りは出来ないので、慎重に転職活動をする必要があります。

 

10.2.1:希望する条件に優先順位をつける

転職先を選ぶにあたって、自分の希望を全て満たす会社が見つかるというケースは少ないです。そのため、自分の中で譲れない条件を決めておきましょう。優先順位をつけておくだけで、企業を選択する際の絞り込みが簡単になります。

 

譲れない条件と、妥協してもいい条件に分けると、より効果的です。また、転職活動を続けているうちに、『これは、なくてもいいかも』と思えることがでてくることもあるので、そういった条件は削りましょう。

 

余計な条件を切り捨てることで、選択の幅が広がります。

自分の中で譲れない条件を決めておく

 

10.3:情報収集を怠らないことが大切

広い視点で情報を得るのも大切です。転職サイトや転職エージェントから、情報を得ることはもちろんのこと、企業に関する情報を集める、知り合いなど、人づてで話を聞く、セミナーに参加するなど、アンテナを広げて、様々なところから情報を集めましょう。

 

  • どれくらいの女性社員が在籍しているのか
  • 評価制度は男女平等なのか

 

特に、この2点は、必ずチェックしてください。

 

管理職としての転職を考えているのであれば、女性管理職の数や活躍の度合いについても、確認しておいたほうがいいです。(自分と同じ30代の女性から話を聞けると、ベストです。)

 

なお、こういった情報は、その会社の面接担当者に聞いてもいいですし、転職会社の担当スタッフから教えてもらうこともできます。

 

10.4:自分の市場価値を冷静に見極めること

転職の最大の目的が、年収アップであれば、まずは、自分に、どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。

 

30代は伸び代より、現状の価値のほうが重要です。転職市場における自分の価値と、自分で考える価値に違いがあると、転職はうまくいきません。

 

  • 高い実績や経験がないのに、自分の価値を高く見積もる
  • 高い実績や経験があるのに、自分の価値を低く見積もる

 

いずれも、自分の価値を見誤っています。これだと、会社選びを間違えて、その転職は失敗だったという結果になりやすいです。

 

仮に、転職できたとしても、転職後に不満が発生する要因ともなるので、市場価値の見極めは、厳密に行ってください。

 

10.4.1:自己分析で、自分を知る

市場価値を正確に把握するためには、自分のスキルや経験の棚卸しをして、現在の自分の実力を客観的に見ることが大切です。そのうえで、自分のキャリアを、どのように構築していくのか、考えてください。

 

自己分析をすることで見えてくる自分の強み・弱み、そして、将来のキャリアに対する希望(目的)が明確になれば、それだけ、より正確なプランを組み立てることができます。

自己分析で、自分の市場価値を正確に把握する

 

10.4.2:転職サイトに登録して、自分を知る

市場価値を知るための方法の一つとして、転職サイトに登録することは、非常に効果的です。転職サイトに登録すると、担当者がプロフィール・経歴を評価したうえで、あなたにとって適切と思われる求人案件を紹介してくれるので、それらの案件から、自分の市場価値を総合的に判断することが出来ます。

 

(思ったよりも、年収の高い仕事に就けそう、大企業でも大丈夫だと思っていたのに、自分の経歴ではダメらしいなど、現実の姿が見えてきます。)

 

ただ、転職サイトごとに得意とする業種・職種が違いますし、たまたま自分についた担当者の力量によっても、紹介される企業が変わってきます。

 

つまり、どの転職サイトが良いのかというのは、人によって変わるということですが、かといって、実際に登録してみないと、自分に合うのかどうか、判断できません。

 

10.4.3:複数の転職サイトに登録するのが鉄則

そのため、複数の転職サイトに登録して、求人を紹介してもらい、その中から、ベストなものを選ぶというのが、最も確実なパターンです。実際、転職に成功している人は、平均で15~20の転職サイトに登録していると言われています。

 

出たとこ勝負といった要素もあるので、ある程度、目星を付けたら、細かいことは気にせず、登録してみて、そこから絞り込むという発想で、利用したほうがいいです。

 

10.5:将来から逆算して、自分のキャリアを考える

漠然とした不安に駆られて転職活動を始めても、納得のいく転職には、つながらないものです。これからのキャリアを考えるうえでは、将来のなりたい自分を意識して、そこから逆算して今やるべきことを見極めるといいです。

 

10.5.1:将来のなりたい自分を明確にする

まずは、仕事だけでなく、プライベートも含めて、将来の理想像をイメージして、書き出してみましょう。書き出すことで、視覚的に自分の希望を把握することが出来ます。(書き出すことで、自分の考えが整理されるという効果もあります。)

 

仕事については、どのような立場・働き方で、どんな仕事をしていたいのか、プライベートについては、家庭、趣味を軸に、どんな過ごし方(生き方)をしたいのか、具体的に挙げていってください。細かければ細かいほどいいです。

 

こうやって、将来の理想像が明確になったら、そこから逆算して、今の会社で、その理想が実現させることができるかどうか、もう一度真剣に考えてみましょう。

 

10.5.2:主体性を持って考える

ここで大切なのは、会社が何をしてくれるかに期待するのではなく、自らの意志でキャリアを切り開くという、主体性を持つことです。

 

逆算してみて、やはり今の会社では実現が難しいと感じる場合には、転職をオススメしますが、こうやって考えていくと、案外、『今の会社でもいいかも』という判断になることも多いです。

 

いずれにしても、まずは自分自身のキャリアを主体的に捉えて、実現に向けた戦略を練ることが大切です。

キャリアを主体的に捉えて、実現に向けた戦略を練る

 

10.6:結婚・出産を視野に入れて転職活動をする

キャリアアップを目指して転職したいと考えているぐらいなので、まだ結婚や出産などの予定はないと思いますが、女性からすれば、避けては通れない重大なライフイベントです。30代という年齢を考えると、近い将来に起こり得るイベントとも言えるかもしれません。

 

転職について考える時には、結婚、出産ということも視野に入れて考えるようにしましょう。

 

なお、結婚して子供を産みたいから、仕事については後回しで考える=妥協するという考えを持つ人が、日本の女性には多いのですが、ビジネスウーマンとして、キャリアを追求していきたいのであれば、キャリアアップを視野も入れて、考えるべきです。

 

10.6.1:家庭と仕事は両立できる

これまでの日本の社会事情を考えると、子供のために、仕事を諦めるという発想になってしまうのは、致し方がないのですが、今は、だいぶ状況が変わってきています。

 

産休・育休で、一時、現場から離れたとしても、復帰後には、元のポジションに戻れるし、その後の昇進にも、影響が出ないように、考慮するという企業が増えてきています。

 

こういった会社に転職して、数年、頑張って、実績を残したうえで、産休・育休に入ることで、自分のキャリアに悪影響を及ぼさないようにする。

 

こんなキャリア戦略を取ることも、今の時代はできます。

 

その一方で、産休や育休を取ったら、そこで出世コースからは脱落といった、古い思考の会社もあるので、ここで転職先選びが重要となってきます。

 

10.7:面接を受けても、落ちるのが当たり前と考えておく

いざ転職活動をスタートしても、書類選考や面接を突破できるかどうかは、個人の力量にかかっています。転職サイトから気になった企業に応募したものの、全社から不採用通知が届いたなんてことは、珍しくありません。

 

一般論として、30代女性に求められるのは、即戦力として活躍できるかどうかです。そのため、経験・スキルについては、かなり細かく精査されます。

 

たとえば、営業職を例に取ると、法人営業と個人営業、Push型とPull型など、各社の方針によって、求められる経験やスキルは様々です。

 

中途採用はストライクゾーンが狭くなるため、うまくマッチしないと容赦なく落とされます。どれだけ優秀な人材でも、うちには合わないという理由で、不合格になるのは普通です。

 

かつ、中途採用は時期によって、求人数が大きく変動しますし、運とタイミングも影響するため、『数打ちゃ当たる』の発想で、それなりの数の企業に、まとめて応募することも必要です。

 

転職活動は体力的にも精神的にも負担がかかります。事前準備をしっかりと行って、計画的に進めていきましょう。

転職活動は『数打ちゃ当たる』の姿勢で取り組む

 

11:企業から高評価を得る 30 代女性の共通点

あなたが20代であれば、たとえ、スキルや経験値が、少しぐらい企業側の要求基準に満たなくても、それを補うだけの成長意欲や学習能力があれば、将来性を見込んで採用してもらえます。

 

しかしながら、社会人としての年数を重ねた30代ともなると、実力が厳しくチェックされるため、年齢相応のスキル、経験が必要となります。会社は年齢だけを見ているのではなく、年齢に応じたキャリアを求めています。

 

そのため、どんな会社に応募する時でも、これまでの経験を、新しい職場で、どれだけ活かせるのかというのが、転職成功の分かれ目となります。

 

では、企業から高評価を得る 30 代女性というのは、どういった人物なのか? どの企業にも共通するポイントがあるので、一つずつ見ていきます。

 

11.1:ゼロから、何かを創り上げた経験がある

ゼロからビジネスを立ち上げて、軌道に乗せたという経験がある人は、転職市場において、最も高い評価を得ることになります。

 

具体的には、下記のような経験です。

 

  • 新商品やサービスを、ゼロから企画して創り上げた
  • 新規事業の計画策定、実行に携わった
  • 会社からの予算獲得業務に従事した
  • 新商品・サービスの販促・営業活動計画を立案して、実行した

 

もし、企画、開発から、予実管理、プロモーションまで、全てをマネジメントした経験があれば、間違いなく、どの会社でも採用に前向きになります。

 

11.2:マネジメント経験がある

マネジメント経験がある女性というのも、企業側が強く求める人物像です。もちろん、今の日本において、30代で管理職に就くというのは、まだまだ珍しいことなので、必ずしも、役職の経験がなければダメということではありません。

 

小さなチームで、メンバーを率いてプロジェクトをやってきたといった実績でも、十分、評価してもらえるので、こういった経験があれば、積極的にアピールしましょう。

マネジメント経験がある女性

 

11.2.1:マネジメント経験がない場合のアピール方法

もし、マネジメントの経験が全く無いという人でも、企業側に、『この女性は将来、優秀なマネージャーになりそう』と、認めさせることができれば、採用される可能性が高まります。

 

ここは、PR次第とも言えるのですが、マネジメントに通じるような経験をしたことがないか、自分の過去を振り返ってみてください。

 

たとえば、複数の利害関係者が絡みあう、複雑な案件を担当したといった経験です。複数の人の利害調整というのは、マネジメントそのものなので、こういった経験があることを伝えれば、マネージャー候補生と見てもらえます。

 

ちなみに、利害調整がうまくできる人を評価するのは、下記のようなスキルを持っていると想定されるためです。

 

  • 相手の言い分を的確に把握できる
  • 相手の気分を害さないように主張できる
  • 論理的に考えて落とし所を見つけられる、相手を効果的に説得できる

 

もし、利害調整以外でも、こういったスキルがあることを、うまく証明できるものが何かあれば、そのことをPRするようにしてください。

 

11.3:専門職種における経験・知識が豊富

専門職種における経験・知識を豊富に有する女性は、企業から高い評価を得やすいのですが、次の転職先を、これまでと同じ職種・業種で探すのかどうかによって、転職活動の進め方やアピールの仕方が変わってきます。

専門職種における経験や知識が豊富な女性

 

11.3.1:同職種・同業種で転職する場合

前職と同じ業種、同じ職種であれば、これまで経験が、そのまま活きるので、言うまでもなく、最も転職しやすいです。

 

このパターンで、転職先を探している人は、経歴を細かくまとめて、企業の人事担当者が、あなたという人物の能力・特性を把握できるようにしておいてください。同業なので、どんなに細かいことでも、理解してもらえますし、そのほうが、よりPR力がアップします。

 

11.3.2:同職種・異業種で転職する場合

これまでの職務経験を活かしながら、別の業種への転職を目指す時には、異なる業種においても、活用出来るスキル・経験内容をアピールする必要があります。

 

たとえば、不動産の営業職として働いていた人が、保険の営業職へ転職するケースだと、『高額商品を、個人顧客向けに販売していた』、『顧客のライフイベントの変化に合わせて、契約交渉を行うことが多かった』といった感じです。

 

前職との共通項が多ければ多いほど、新しい仕事においても、成果を出しやすくなるので、共通項が多い業種を選ぶというのも、転職を成功させるうえでは、重要なことです。

 

逆に言えば、前職と全く共通するものがない業種への転職というのは、ゼロからの出発になるので、30代という年齢を考えると、相当厳しいです。(こういった転職が成功するのは、20代のうちだけと考えてください。)

 

11.3.3:異職種・同業種で転職する場合

次に、同じ業種において、別の職種で転職したいというケースですが、これも、非常に厳しいです。業界に詳しいということがあるにしても、今まで全く経験がない仕事に就くことになるので、採用する側は、敬遠しがちです。

 

ただ、これまで財務の仕事をしてきたという人が、営業の予実管理や経営企画に挑戦するなど、親和性が高い職種同士であれば、チャンスはあります。要は、ここも、それまでの経験を活かせるかどうか次第ということです。

 

11.3.4:自分の経験は、想像以上に拡張性がある

男性、女性を問わず、30代での転職というのは、これまでのキャリアを活かすのが鉄則ですが、ここで注意点が一つあります。

 

それは、経験というのを、限定的に捉えてしまう人が多いということです。一つの経験というのは、想像以上に応用が効くものです。

 

たとえば、WEBデザインを専門にやってきたという人がいると、当然、自分の経験が活きる仕事は、デザイン関係と考えがちです。

 

でも、仕事のなかで、クライアントとの折衝・交渉を自分で行ってきた、チーム全体のディレクションもしていたといった経験があるとすれば、その経験は、どんな仕事にも活かせるので、Webデザイン以外の職種へ転職できる可能性があります。

 

ビジネスのスキルには、業種・職種を問わず、役立つ汎用的なものと、特定の業種・職種でしか通用しない限定的なものに分かれます。

 

汎用的なスキルを持っていれば、転職の幅は広がるので、自分が持つスキルが汎用的なものなのか、限定的なものなのか、冷静に考えてください。

 

11.4:コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力の高い人材は、どの業界においても、高く評価されます。仕事というのは、1人で行うわけではなく、大勢の人が協働することで成り立つものだからです。

 

社内の同僚やクライアントと、円滑にコミュニケーションを取れないと、仕事を進めていくことは出来ないですし、それどころか、不必要なトラブルを引き起こしかねません。これは、全ての職種に当てはまることです。

 

コミュニケーションスキルというのは、面接をすれば、一目瞭然なので、ある意味、最もPRしやすい能力でもあります。ライバルに差を付ける意味でも、日頃から、スキルを磨いておきましょう。

コミュニケーション能力の高い女性

 

12:30 代のミドル層に求められるヒューマンスキル

ヒューマンスキルは、別の言い方をすると人間力とも表現できます。どのような人物なのかは、履歴書や職務経歴書といった書類上では判断しづらいものなので、面接の場においては、人事担当者が最も厳しくチェックするものとなります。

 

ただし、一口に人間力といっても、これだと、かなり曖昧な言葉です。人間力というのは、様々な要素から構成されるものですが、では、30代の女性が転職する時に、求められる要素というのは、どういったものなのでしょうか?

 

一つずつ見ていきますが、どれも、仕事の実績と並んで、求められることと考えてください。

 

12.1:柔軟性

採用活動を行っている企業が、欲しい人物像として必ず挙げるのが、柔軟性のある人です。業務に直結した専門知識やスキルも大切ですが、『最も大切なのは柔軟性である』と断言する採用担当者も少なくありません。

 

柔軟性を持つ人は学習能力が高いので、すぐに新しい職場に馴染んで、活躍できるからです。(ちなみに、こういった人は、知識やスキルで足りないところがあったとしても、すぐに覚えて一人前になれます。)

 

12.1.1:頑固な人は、トラブルを起こしがち

柔軟性があるというのは、頭が柔らかく、臨機応変に様々な事態に対応できるということですが、その反対で、柔軟性がない人というのは、自分の考えに固執して、一つのやり方にとらわれていたり、あまり意味のないこだわりを持っていたりします。

 

要は頑固ということですが、頑固な人は、周囲の人間と衝突することが多く、それが、業務を遂行するうえでの、大きな障壁になってしまいます。

 

こだわり、一貫性を持つというのは、決して悪いことばかりではありませんが、あまりにもこだわり過ぎるのは、NGです。

 

30代ともなれば、立派な中堅なので、自分とは正反対の意見も取り入れて、自分のアイデアをブラッシュアップしていくぐらいの度量の大きさが欲しいものです。

 

こういった人は、周囲から慕われるので、リーダーとして活躍できます。困難に直面した時に、あらゆる視点から解決の突破口を探り出して、先頭に立って乗り越えていく、『問題解決型のリーダー』にも、なれる可能性があります。

 

そのため、企業側から見た時の評価は高いです。

柔軟性のある人材が求められている

 

12.1.2:中途採用者には、特に柔軟性が求められる

このように、柔軟性というのは、どんなビジネスマン(ウーマン)にも求められるものですが、中途採用で転職する時には、より重視される傾向があります。

 

それは、中途採用で入社する人は、以前、在籍していた企業でのやり方や癖が身に付いてしまっているからです。

 

同じ業種・職種で転職したとしても、会社によって、仕事のやり方は違うものです。(どの会社にも、独自のルール、慣習があります。)

 

ですから、転職した時には、いち早く、新しい環境に慣れる必要がありますが、そこで必要となるのが、柔軟性です。

 

なお、さらに言えば、その会社のやり方を、何も考えず、そのまま受け入れるのではなく、悪いところがあれば、改善案を提案して、より良いやりかたを創り出していくのが、ベストです。

 

雇う側も、新しい風を入れることを目的に、中途採用者を募ることが多いので、積極的に新しいことを提案していきましょう。

 

もちろん、その会社のやり方、全てを否定するのも行き過ぎなので、残すものと変えるものを見極めるバランス感覚も重要です。(これも柔軟性の賜です。)

 

12.1.3:年下の上司や先輩と、うまく付き合える人は評価が高い

なお、30代での転職となると、年下の上司や先輩から仕事を教わる機会も出てきますが、ここで、年齢を気にしたり、自分のほうが社会経験はあるなどというプライドに縛られていたりしては、人間関係がうまくいかなくなってしまいます。

 

年齢に関係なく、社会人同士として学べるところは学ぶという姿勢が重要ですが、これも、柔軟性の一つです。

 

年齢というのは、男性のほうが気にしやすいので、女性だと、あまりこういったことはないかもしれませんが、念のため、お伝えしておきます。

 

また、実際に、上司や先輩と年齢が逆転する時には、最初は年下の相手のほうが堅くなることが多いようですが、そんな時には、あなたのほうから心を開くことで、次第に関係が軟化していくので、ぜひ、自分からアプローチしてください。

年齢や社会経験のプライドにとらわれない

 

12.2:適応力

現代のような環境の変化が激しい時代において、適応力というのは、その変化に迅速に対応するうえで、必要不可欠な能力です。

 

適応力がある人は、状況に応じて行動できるので、どんな環境下でも、その時々における最善の判断を下して、高いパフォーマンスを発揮することが出来ます。

 

12.2.1:現状に適切に対応できる人は、会社から頼られる

適応力があるというのは、社会の流れや業務を取り巻く状況に敏感ということでもあります。こういった人は、常に移りゆくトレンドを見据えて、新しい商品を考案する、過去の成功パターンに縛られずに、新たな仕事のやり方を構築するといったことに長けているので、会社から頼りにされます。

 

また、日常業務においても、周囲の同僚・関係者も含めて、仕事の進捗をチェックして、トラブルを未然に回避する、あるいは、問題が起きても冷静に解決へ導くと、その状況において、取るべき行動を正しく判断していくことができます。

 

12.2.2:適応力がある人は、管理職としても活躍できる

適応力がある人は、周囲の様子を窺いながら、物事を進めることに長けているため、プロジェクトやチームを管理するリーダーポジションにも適任です。

 

(環境に自らを合わせるだけでなく、環境そのものを自らに合わせて変化させていくことができれば、さらにレベルの高い仕事ができます。)

適応力は、必要不可欠な能力である

 

12.3:リーダーシップ

リーダーシップというのも、30代のビジネスマン(ウーマン)が転職する時には、企業側からチェックされるスキルです。

 

ちなみに、リーダーシップというのは、他人や組織を導く能力を意味するので、リーダー職の経験があるかどうかというのとは、話が別です。

 

もちろん、リーダー職、管理職の経験があれば、PR材料として、その実績を使えますが、役職に就いたことがなくても、周りのスタッフを動かして仕事をした経験があれば、転職市場において、高い評価を得ることが出来ます。

 

12.3.1:上から目線で命令するのは、リーダーシップではない

真のリーダーシップとは、リーダーたる人物に対して、フォロワーがただ従うだけでなく、むしろ、喜んでついていく時に、生まれるものです。

 

たとえば、新しいプロジェクトの進行中に、『前例がないことだけど、本当に出来るのだろうか?』という不安を持つ部下が出てきた時に、『仕事だからやるしかない』と権威的に命令するのは、良いリーダーシップとは言えません。

 

  • プロジェクトの意義を理解させる
  • 仕事を進める道筋を説明して、成功できるという確信を持たせる

 

こういった行為を通じて、部下を自然にやる気にさせるのが、本当のリーダーシップです。

 

もし、今現在、あなたに部下がいるとして、彼らがついてこない、あるいは、仕事をやらされている感が先行して、目的意識を持たない部下が多い、といった場合には、あなた自身に、リーダーシップが欠けている可能性が高いです。

ただ命令するのは、リーダーシップとは言えない

 

12.3.2:部下の自発性を生み出すのが、真のリーダーシップ

ゴールに至るステップや、そこを目指したくなるようなビジョンを語り、それを聞いた部下が大変だけど実行したくなる、成功したら大きな成果を得られると思える、そう自然に導くことこそが、真のリーダーシップです。

 

相手にビジョンをわかりやすく伝えて、全体をまとめるというところは、サーバント型マネジメント同様に、女性が長けている能力です。

 

働く側の意識や価値観が多様化しており、マネジメント側にも柔軟性が求められる昨今、変化に対応しながら組織を成長させていくうえで、リーダーシップを持つ女性の価値が高くなっています。

 

12.4:ストレス耐性

ストレス耐性というのはわかりやすく言うと、精神的な強さのことです。社会に出て仕事をしていると、ストレスを感じる場面が、どうしても多くなります。

 

ストレスに対する耐性が弱いと、健康を害する、精神疾患に陥る、最悪の事態だと、自殺に追い込まれるといったことも起こりえます。

 

12.4.1:ストレスにうまく対処できる人を、企業は求めている

仕事のストレスで心を病む人が多い今だからこそ、会社はストレス耐性の強い人を求めています。求人票に、わざわざ、求める人物像として、『ストレス耐性がある人』、『心が強い人』とわざわざ書いてある会社もあるくらいです。

 

ただし、ここでの注意点ですが、そもそもの話として、ストレスを感じない人はいません。(そんな人は、よほどの鈍感で、かえって仕事ができない可能性が高いです。)

 

ですから、会社側も、『ストレスを感じない』という人を求めているわけではありません。ストレスを感じることや苦手なことが出てきても、自分なりに工夫して、克服する技術を持っている人というのが、企業が求める人物です。

 

12.4.2:ストレス耐性が強い人は、管理職に抜擢されやすい

社員を引っ張っていく立場にある人は、部下一人一人の心の状態に気を配っていくことも重要な時代ですが、そのためには、まず自分自身が精神的な強さを身に着けておく必要があります。

 

社員一人一人が精神的に強くなれば、仕事に対するモチベーションも上がり、社内が活気づいてきます。そういった意味では、ストレス耐性というのは、組織全体を強めていくためにも、とても重要な能力であると言えます。

ストレスにうまく対処する

 

12.5:主体性

主体性とは、自分の意思や判断に従って行動する態度や性質のことをいいます。なにをするかではなく、なんのためにするかを考え、自分の責任で行動するのが主体性を持った行動ということになります。

 

主体性がある人の特徴は、自分の考えがしっかりしていることです。

 

  • 自分のなかで、ゴールを設定して、実現するために、必要な行動を自発的に起こせる
  • ゴールを達成するには、下調べや情報収集など、地味な作業も厭わない
  • 途中でやり方が間違っていることに気づいた時に、即座にミスを認めて修正できる

 

こんな特徴も持ち合わせていますが、こういった人は、自己成長のスピードが速いので、企業側からすれば、将来性のある有能な人材と言えます。

 

12.5.1:指示待ち族は、転職できない

ビジネスの状況は年々変化しているので、企業は自ら考えて行動する主体性を持った人材を求めています。

 

組織を構成する人間が、指示を待つだけではなく、自ら状況の変化を感知し、他者に働きかけ、アクションに移していく姿勢を持てば、ビジネスのスピードは上がり、組織全体のパフォーマンス向上につながること、間違いありません。

 

そのため、採用担当者は主体性を持った人材を高く評価して、積極的に採用しています。

主体性のある行動をとる

 

13:転職を成功させるための情報収集術

転職先となる会社を、あらゆる角度から並行して調べ上げ、確かな情報を得ることが、転職を成功させる秘訣です。そのためにも、情報収集は必須と言えます。

 

13.1:会社の求人要項は、隅々までチェックする

転職サイトで気になる求人を見つけたら、まずは、募集要項を細かくチェックしてください。給与や福利厚生など、条件面だけに目を向けている人が少なくありませんが、これではダメです。

 

募集要項というのは、隅々まで見れば、その会社の特性、社内風土を読み取ることもできるなど、貴重な情報源になります。

 

13.1.1:会社の価値観を確認する

特に、募集要項のなかで、その会社が最も強く打ち出しているものに注目してください。それは、その会社が最もPRしたいことであり、かつ、その会社の長所とも言えますし、こだわっていること(大切にしていること)とも言えます。

 

つまり、その会社の価値観です。たとえば、社員の自己成長を強くアピールしている会社の場合、成長志向で、社員にも成長することを強く求める会社と言えます。

 

成長意欲の高い人であれば、自分の価値観と合うので、楽しく働けますし、逆に、興味がない人だと、会社からのプレッシャーにウンザリして、やる気を失ってしまうかもしれません。

 

価値観の合わない会社で働くことほど、不幸なことはないので、この見極めはしっかりと行ってください。

会社の募集要項を細かくチェックする

 

13.1.2:社長の考え・人柄が、その会社の特性を決める

価値観を見極めるうえでは、その会社のホームページを確認するのも重要です。会社のホームページには、社風が投影されているので、読めば、それなりに、その会社の雰囲気が掴めます。

 

また、ホームページには、社長のメッセージが掲載されていますが、そこには、社長の考えや人柄が反映されています。

 

経営者の姿勢というのは、社風を形づける要素の一つなので、社長のメッセージ、プロフィールにも、必ず目を通しておきましょう。

 

特に、中小企業の場合には、経営者の人格が、そのまま会社に反映されるので、要チェックです。

 

13.2:一般情報は一通り押さえておく

求人情報や会社のホームページを見ておくことはもちろんですが、そのほかにも、会社の情報の調べ方はありますので、いくつかご紹介します。

 

13.2.1:対象となる会社の人に会う

会社のことを知るには、実際に働いている人に会って話を聞くことが一番効果的です。面接時に社内の見学と合わせて、同年代の人に話を聞かせてもらいたいと、お願いしてみるのも一つのやり方です。

 

(新卒の学生であればともかく、中途採用で、現役社員に会うという人は、なかなかいないと思いますが、依頼すれば、場をセッティングしてもらえる可能性は十分にあります。)

 

ちなみに、大企業だと、部署によって、雰囲気が全く違うことが珍しくないので、自分が転職を希望する部署で働いている人に、話を聞くことが重要です。

 

また、面接官にお願いするのは気が引けるという人は、知人のツテをたどる、SNSなどで社名を明らかにしている人へメッセージを送ってみるというやり方もあります。異業種交流会に参加して、人脈を広げておくのもいいでしょう。

 

(同業種の別の会社で働いている人に、自分が転職したいと考えている会社のことを聞くのもアリです。また違った角度からの意見を知ることができるので、参考になります。)

実際に働いている人に会って話を聞く

 

13.2.2:会社の商品・サービスの内容を細かく調べる

会社が行っているサービスや商品の打ち出し方、販売戦略などからも、その会社の価値観をうかがうことが出来ます。

 

たとえば、次々と新事業を立ち上げている、新たな商品やサービスをリリースしているなど、事業の拡大に積極的な、アグレッシブな会社であれば、行動力のある人材が評価される可能性が高いです。

 

また、製品やサービスの安全性、信頼性を売りにしている企業であれば、慎重な人、正確性を重視する人が評価される可能性があります。

 

会社の商品・サービスの内容をチェックすることは、転職活動の時だけでなく、入社してからの仕事にも役立ちますので、オススメです。

 

13.2.3:ネットの口コミサイトをチェックする

Vorkers、転職会議など、ネット上には、その会社で働いている人、働いていた人が、口コミを投稿するサイトがあり、生の声を読めるので、とても参考になります。

 

ただし、口コミサイトを見る時には、一つだけ注意すべきことがあります。それは、どうしても、ネガティブな意見が多くなるということです。

 

その企業から転職を考えている人や、企業に不満を感じている人が投稿することが多いからです。(会社に満足している人ほど、こういったサイトに投稿はしないものです。)

 

そのため、参考にはしつつも、ほかの情報と合わせて、総合的に判断するようにしてください。

 

13.3:転職会社に登録して、裏情報を入手する

転職会社にはキャリアコンサルタントが在籍しており、職務経歴や強み、さらに希望条件などをヒアリングしながら、最適な転職先を紹介してくれます。

 

キャリアコンサルタントは転職のプロなので、一般的に出回っていないレアな情報を持っており、転職の際には、必ず押さえておくべき情報源です。

 

13.3.1:転職先を探す時には、必ず非公開求人をチェックする

転職サイトや転職情報誌に掲載されている求人情報を見て、30代を対象としているものが少ない、あるいは、求人自体は見つかっても、条件の良い求人、特に役職レベルの求人がないと思ったことはないでしょうか。

 

実際、20代を対象とした、一般スタッフ層の求人に比べると、求人数は格段に少なくなりますが、30代に対して、企業の求人ニーズがないわけではありません。一般公開されていないだけです。

 

部課長クラスの求人、事業責任者を募集する求人など、キャリアアップを目指す30代の転職希望者のニーズに合致する求人というのは、企業側からすれば、自社の事業戦略を左右するポジションに就く人材を採用するものです。

 

重要度が非常に高いため、非公開にして、転職会社に人材採用を一任しているケースが多いです。そのため、非公開の求人情報を閲覧するためには、転職会社に登録する必要があります。

 

転職希望者から見て、条件の良い求人ほど、非公開になっていますが、転職会社には、この手の求人が大量に集まっています。

 

自社が保有する求人案件の80%以上が非公開という転職会社もあり、30代で条件の良い転職先を探すなら、転職会社への登録は必須と言えます。

 

前述しましたが、登録は無料なので、複数の転職会社に登録して、多角的に情報を収集すると、効率が良いです。

転職会社に登録して、非公開求人をチェックする

 

13.4:ヘッドハンティングを待つという方法

最近では、日本の転職市場においても、ヘッドハンティングが普通になってきています。以前は、ヘッドハンティングと言えば、50、60代以上の経営者や取締役が中心でしたが、最近では、将来のリーダー候補、エース候補(会社の中核的な存在になりうる人材)を採用するために、声をかけるケースが多くなっています。

 

従って、対象となる年齢層は広くなっており、30代のビジネスマン(ウーマン)がヘッドハンティングされるケースも増えています。

 

企画に女性の考えを取り入れたい、異業種の優秀な女性が欲しい、経営陣の雰囲気を変えたいなどの理由から、女性に絞って、ヘッドハンティングが行われるケースすら、増えています。

 

ヘッドハンティングで転職まで至った人のなかで、女性は全体の5%程度と、まだまだ少ないのが現状ですが、次世代の経営者を見据えた人材確保の動きが強くなっているので、今後のヘッドハンティングの可能性は広がっています。

30代のビジネスマン(ウーマン)がヘッドハンティングされるケースも増えている

 

13.4.1:ヘッドハンティングされるには仕事で実績を作ること

ヘッドハンターは様々な手段で、人物調査を行い、有望な人にアプローチしてきます。ですから、今の職場で、仕事に集中して、実績を作っていけば、自分で転職活動を行わなくても、ヘッドハンターから声がかかります。

 

ヘッドハンティングの対象になれば、自分のほうが、立場が上なので、より好条件で転職できる可能性が高くなります。上級職に昇進する形での転職というのも、多いです。

 

ハードルは高いのですが、自分の市場価値を高めれば、有利な条件で転職できるチャンスが、幾らでもあるということで、お伝えさせて頂きました。

 

普段から前向きな姿勢で、今の仕事に向き合い、結果を残すことが、最大最強の転職活動術ということです。

 

14:30 代女性のための面接対策

どんなに実力のある人でも、面接の場において、自分自身の能力をきちんとアピールできないと採用には至りません。

 

採用のチャンスを逃さないためにも、面接対策は必須です。どんな質問をされても、面接官を納得させるだけの答えができるように、準備しておきましょう。

 

14.1:答えは自分の言葉で伝えること

ここから、面接で必ず聞かれる質問を挙げていきますが、それに対する答えは、転職マニュアルにあるような、画一的な答えだと、面接官はすぐ見抜きます。

 

最も大切なのは、自分の言葉で思いを伝えることです。内容を上手くまとめられない場合には、紙に書き出したり、人に話してみたりしながら整理してください。実際に声に出して伝える練習をしておくと、本番でも緊張せずに話すことができます。

 

14.2:転職の理由を明確に説明できるようにしておく

どの会社においても、転職理由・退職理由というのは、必ずされる質問です。面接官の意図を読み取り、的外れな回答をしないようにしましょう。

どんな質問でも、面接官を納得させられる答えを準備しておく

 

14.2.1:なぜ、企業が転職する理由を聞くのか?

企業が転職理由・退職理由を確認する意図は、大きく分けて2つあります。

 

1つは、同じ理由で退職する可能性があるかどうか、確認することです。入社後、早期に退職されてしまうと、企業にとっては時間・費用の損失になります。

 

どの企業も、できるだけ長く活躍できるような人材を求めており、面接の時に、転職理由・退職理由を確認することで、自社における早期退職のリスクをチェックします。

 

もう1つの意図は、本人の人柄を知ることです。転職理由・退職理由からは、働くうえで、本人が重視している価値、仕事に対する姿勢・考え方といったことが見えてくるので、それらを把握して、入社後に活躍してくれる人材かどうか、社風に馴染むかどうか、などを判断します。

 

上記の質問に対して、納得させる答えを返すためには、2つのポイントがあります。以下を念頭において、自分の転職理由・退職理由を整理してください。

 

14.2.2:転職の理由は、必ずポジティブな内容でまとめること

転職を考えたということは、前職に対するネガティブな思いもあるでしょう。しかし、不平不満をストレートに伝えるのは、好ましくありません。なぜなら面接官に、性格が後ろ向きなのではないか、転職後も不平不満を言うのではないか、という懸念を持たれるリスクがあるためです。

 

よって、転職理由・退職理由を回答する際は、ポジティブな内容に変換することが大切です。不平不満だけに焦点を当てるのではなく、それらを解消して、入社後に実現したいことを考えてみてください。

 

『実現したいこと』というのは、前向きな発想なので、面接官に、好印象を持ってもらえます。

 

14.2.3:入社したいという意欲を強くPRする

理由を述べるだけに留まらず、入社したいという意欲を見せることも、意識してください。転職とは、人生を大きく変えるイベントなので、転職を考えた経緯をふまえて、じっくり検討したうえで、面接を受けている今の会社に応募することを決めたと思います。

 

その決意や覚悟が面接官に伝わるように、真剣な表情・言葉遣いで話すと、高評価に、つながりやすいです。

入社したいという意欲を見せる

 

14.3:その会社を選んだ理由を説明できるようにしておく

数ある会社のなかで、どうしてこの会社を選んだのかというのは、面接官としては、必ず確認しておきたいポイントです。いわゆる志望動機ですが、きちんと説明できないと、面接官は不信感を持ちかねません。

 

14.3.1:自社に対する思い入れが強い人を、企業は採用する

企業が、スキル、キャリア、人柄のほかに、志望動機を重視する意図は、大きく分けて2つあるので、その意図を読み取り、的外れな回答をしないように心がけてください。

 

1つ目は、入社して、この会社で存分に力を発揮してくれる女性なのかどうか、見極めたいということです。応募してきているのですから、入社したい言葉に、嘘はないというのは分かります。

 

しかし・・・

 

  • 有名企業だから
  • どこの会社でもいいんだけど、給与や待遇が良さそうだから
  • 自分が希望する仕事ができれば、正直どこでもいい

 

どの会社も、こんな人を、わざわざ採用したくはありません。

 

自社に対して、どれくらい強い思い入れがあるのか、把握するために、志望動機を聞くというわけです。

 

もう1つの目的は、長く活躍してくれる人かどうかを見極めるためです。どれだけ実力があって、会社に貢献する人材であったとしても、すぐに辞められるようでは、会社としては困るので、そういった人は避けたいというのが、ホンネです。

 

目指す方向や価値観が合っていないと、すぐに辞めてしまう可能性があるため、その確認をするため、志望動機を聞くことになります。

志望動機をきちんと説明できるようにしておく

 

14.3.2:価値観が合う人を、企業は採用する

では、面接官を納得させる答えを返すには、どうすればいいのでしょうか。それには、2つのポイントがあります。

 

まず、どんなに魅力的な志望動機だったとしても、企業の方針や方向性と合っていないと、高い評価を受けることはありません。企業の社風や方針に合う人材でなければ、ミスマッチにより高いパフォーマンスが発揮できず、早期退職の原因にもなりかねないためです。

 

そもそも、企業の方針や方向性と合わないようであれば、その企業は転職先として不向きです。その場合、転職理由に立ち戻って、最初からもう一度、企業選びを行ったほうがいいです。

 

14.3.3:履歴書に書いた志望動機をそのまま言わない

面接の際には、履歴書の志望動機に書いてある内容を、一言一句、そのまま言わないように気をつけましょう。これだと、中身が浅い人間と思われてしまいます。

 

しかし、まったく異なる内容を述べるのも、履歴書との相違がありすぎて、面接官も本当の志望動機が、理解できなくなってしまいます。

 

履歴書に書いている志望動機と、あくまで同じ軸の内容で、より発展性があることを、述べてください。履歴書の内容を、より深掘りしたことを伝えられるとベストです。

 

14.4:将来のキャリアプランを説明できるようにしておく

面接の時には、あなたのキャリアプランに対する質問があるはずですが、その理由は、あなたの夢や理想を、自社で叶えられるかどうか、判断するためです。

 

繰り返しになりますが、長期的に活躍してくれそうな人を採用したいというのが、企業側のホンネです。

 

その人のキャリアプランが、自社で実現できる可能性がなければ、長期的に働いてもらうのは難しいですし、そもそも、意欲的に働いてくれるかどうかも疑問です。

 

そこで、入社後のミスマッチや離職のリスクを避けるために、キャリアプランについて、確認することになります。

キャリアプランを説明できるようにしておく

 

14.4.1:キャリアプランは、具体的な内容でなければ意味がない

将来のキャリアプランに対する質問への答え方としては、ポイントは3つあります。まず一つ目は、なるべく具体的に伝えるということです。

 

その企業で、いつ頃までに、どんな仕事や役職に就いていたいのかといったことを伝えられると完璧です。

 

実際に働いてみなければ、細かいことは分からないというのが本音だと思いますが、面接の場では、できるだけ具体的なプランを示すようにしてください。

 

(実現できるかどうか分からないけど、目指す目的というふうに考えると、まとめやすいです。)

 

14.4.2:実現可能なキャリアプランを考える

ただし、そうはいっても、非現実的なプランでは、意味がありません。

 

  • 1年以内に社内でNo.1の業績を築いて、3年以内に社長になる

 

こんな現実離れしたキャリアプランを、誰が信じるでしょうか。仮に、あなた自身は本気だとしても、面接官に、そう受け取ってもらえなければ、意味がないので、より納得してもらいやすいプランを伝えたほうがいいです。

 

目的を達成するうえでは、必ず過程があるので、掲げた目標を、どのような段階を踏んで実現するのかを、細かく考えて、面接官から信じてもらえなさそうな大きな目標を持っている人は、敢えて、その過程の小さな目標を伝えると、ちょうどいいです。

 

14.4.3:プランに沿った行動をしている人は、高い評価を受ける

10年後に社長になりたいという目標を掲げていながら、今はまだ、会社経営の勉強すら始めていない。

 

これだと口だけとなってしまい、信用してもらえません。キャリアプランの内容だけでなく、その実現に向けて行動に移しているかどうかを、採用担当者は見ています。実現のための行動を取っていない目標、夢については、話さないほうがいいでしょう。

 

15:30代女性における、仕事と結婚・子育て

キャリアアップを目指して、転職を考えている30代女性であれば、今すぐに結婚・出産するという予定はないと思いますが、いずれ、結婚・出産を迎えることは、十分考えられます。

 

しかし、女性にとって仕事とプライベートを両立させることは、簡単ではありません。家庭を維持するために、家事や子育てなど、多くの負担を女性が担わなければならないことが多く、独身時代と同じように働くのは難しいからです。

 

では、結婚・出産という大きなライフイベントが、これから控えていても、転職してキャリアを追求すること、昇進することは可能なのでしょうか。

30代女性、仕事と結婚・子育ての両立

 

15.1:結婚や育児は、決定的なマイナス要素にはならない

結婚や育児の可能性がある、30代女性が転職するのは不利だと思う人も多いと思いますが、実はそれほど不利というわけでもありません。

 

優秀な女性であれば、積極的に採用しようという流れになっているため、女性が働きやすいように、産休・育休制度、時短勤務に対応するなど、様々な制度が充実してきています。

 

働く女性に対する理解がある企業は、たとえ、面接で結婚を控えていると伝えても、結婚を理由に不採用となることはありません。

 

15.2:結婚を隠すのはNG

前述した通り、結婚の予定があるにも関わらず、ウソをついて隠してしまうのだけは、避けてください。入社後、すぐ結婚してしまった場合、企業側は、本当はあなたに任せようと考えていた仕事を任せづらくなるなど、予定が狂ってしまい、多くの人に迷惑をかけてしまうからです。

 

結婚の予定があると、あらかじめ分かっていれば、企業側は、その前提で、あなたを最大限活かすことを考えるので、隠さずに伝えるようにしましょう。

 

そもそも、ウソをつくというのは、社会人として最低の行為であり、仮に、これで転職できたとしても、先はありません。(バレた時に、あなたの評価は最低となります。)

 

そんなことをするよりも、仕事に対する意欲や考え方をしっかりと伝えて、企業側に、『この人に、我が社に来てもらいたい』と思わせることです。

 

15.3:結婚の予定がある女性が転職する時に、会社に伝えるべきこと

結婚を意識したうえで転職する時には、以下のことについてよく考え、明確なビジョンを持ち、論理的に伝えるようにしましょう。

 

①なぜ、この企業を希望しているのか
②今後どのような活躍をしたいと考えているのか
③これまでにどんなスキルを身につけていて、それがどのように活かせるのか
④家庭を持った場合でも働けるのか、働く場合、どのようにして家庭と両立させるのか

 

これらが曖昧になっていると、面接でしっかりと回答することができません。しっかりと考え、自分の伝えたいことを事前に用意しておくことが大切です。

 

面接で、仕事に対する情熱や意欲、仕事と家庭を両立するための具体的な対策などを、しっかりと伝えることができれば、結婚や育児がマイナス要素になることはないでしょう。

 

たとえば、時短勤務希望の育児中の女性でも、仕事にも自分ができる範囲内で、精一杯取り組みたいという決意を持って、面接で、その熱意をアピールすることで、希望通りの職種で、年収アップを実現したというケースが、幾らでもあります。

会社には事前に結婚や家庭の話をしておく

 

15.4:結婚を理由に不採用となるような会社は避けておくべき

もし、結婚が理由で不採用になった場合、仮に、結婚のことを隠して、その企業に転職できたとしても、入った後で苦労するのが、目に見えています。

 

このような企業だと、育児休暇などの支援制度が充実していないうえ、女性の働き方に関する理解が得られないことが多いからです。

 

結婚を予定しているけど、それでも、ウチで働いてほしい

 

こういった会社に入るのがベストです。これは、綺麗事ではなく、今後のキャリアを考えるのであれば、結婚や出産が、マイナス要素にならない環境を選ぶべきです。

 

『今、仕事に就ければいい』と、目先だけのことしか考えないと、数年後に、ビジネスウーマンとしての人生が破綻してしまい兼ねないので、注意してください。

 

15.5:育児中の人でも、昇進を目指せる

一昔前であれば、どの会社でも定期昇給があったので、働き続けていれば、その期間に応じて、給与が増えましたが、今は、ポジションを上げない限り、給与は据え置きという会社が多くなってきています。

 

そのため、収入を上げたいのであれば、昇進を目指すことになりますが、では、育児と昇進との両立は可能なのでしょうか。

 

結論から言うと、残念ながら、多くの企業において、育児中の人は、昇進のペースが遅くなります。(そもそも、昇進の対象から外すという会社も少なくありません。)

 

会社の制度が整っていないこと、育休を取っていた人や短時間勤務の人を昇進させると、休職していなかった人たちが納得しないという、周囲の理解のなさが、その理由です。(男性よりも、女性社員のほうが、不満を言うというケースもあります。)

 

15.5.1:仕事と子育てを両立させながら、昇進している女性の特徴

その一方で、優秀な人物が、ライフイベントを理由として、高いポジションで活躍できないことは、大きな損失と捉える会社が、増えてきているのも事実です。

 

そういった会社だと、育児と仕事を両立させながらでも、管理職に昇進している女性が出てきているので、少しずつ、状況は好転しています。

 

そして、昇進する人には、共通する要素があり、休職する期間をなるべく短くする、生み出す成果の量とレベルを変えないようにする、ということに重点をおいて、努力しています。

 

働く時間は短くなるけど、効率性を高めて、より多くの時間、働いている同僚と同等以上の成果を出すということです。

 

大変なことではありますが、昇進する人というのは、そもそも、他人よりも目覚ましい成果を出す人なので、そういった人からすれば、子育てというのは、決して支障にはならない、そのなかでも、うまくいく方法を考えて実践するのが当たり前という感覚もあるようです。

 

15.5.2:昇進する女性には、夫との関係が良好な人が多い

仕事と育児の両立を考えるうえで、重要な要素となるのが、パートナーの存在です。仕事を続けながら昇進を目指すという難題を達成するうえで、夫の協力を得られるかどうかというのは、非常に大きなことです。

 

育児も仕事も、女性だけが向き合うことではありません。育児をしながらでも昇進したいという女性は、夫、あるいは、これから一緒になるパートナーと、よく話をしてお互い納得したうえで、二人三脚で取り組む態勢を築いてください。

 

実際にある成功事例を、幾つかまとめましたので、育児と昇進との両立を考える際の参考にしてみてください。

育児中でも昇進できる

 

15.5.3:夫婦で役割を分担して、仕事と育児をこなす

一番多いのが、夫婦で分担しながら、育児を進めるというパターンです。フレックスタイム、裁量労働制、リモートワークが可能というような、自分である程度、勤務時間を融通できることが、前提となります。

 

ある夫婦は、朝のうちは、子どもの面倒は夫が見て、妻は早くに出勤、夕方に帰宅して、子どもの世話をして、夫は遅く帰ってくる、というような分担をしています。

 

また、別の夫婦の事例として、彼らは、曜日による分担制を敷いています。夫・妻の双方とも、週に何日かは自宅勤務が可能なので、その仕組みを用いて、育児を分担しています。

 

15.5.4:出産のタイミングを調整する

少し極端な例になりますが、計画出産で、昇進と育児の時期をずらしたという夫婦がいます。つまり、妻が管理職に昇進して落ちついてから、出産するような計画をたてて、その通り実行したということです。

 

高齢出産にはなりましたが、お子さんは健やかに育っています。そして、奥さんは、管理職として活躍しています。今は課長ですが、数年すれば部長になる可能性も見えている、男女問わず、社内の出世頭だといいます。

 

15.5.5:仕事に早く復帰できる、具体的な対策をとる

自分たちの優秀さに自信を持っていた、ある夫婦は、出産後に奥さんが育児休業をとりました。その期間は完全に育児に専念、夫も可能な限り育児を支援しました。ただし、その育休の期間は、通常より短い半年に短縮しました。

 

現在、多くの会社では育児休業期間を長期化しようとする取り組みが増えていますが、その逆の行動をとったと言えます。

 

また、妊娠がわかった時点で、夫婦ともに時短勤務をしなくてもすむような、準備を済ませていました。具体的には、それぞれの会社に短時間で通える場所への引っ越し、その近辺での保育施設の確保、週1日のベビーシッターを確保する、などの対応をとっています。

 

1年未満の育休であれば、昇進に対する評価への影響を低くすることができます。そうして、この夫婦は育休期間をデメリットにしないような、活躍を続けています。

 

15.6:育児に対する理解度が高い会社を選択する

女性を積極的に採用していて、女性が活躍している企業を選ぶのも、転職に成功するコツの一つです。求人広告で、女性管理職の比率が高いことが公表されている、産休・育休についての記述がある企業は、女性が活躍できる土壌が整っているといえるので、チェックしてみましょう。

女性が活躍している企業を選ぶ

 

15.6.1:女性が多い職場かどうかをチェック

転職先を探すにあたっては、女性社員の割合は、必ずチェックすべき数字です。女性が多い職場ほど、子供を持つ女性にとって働きやすい施策が取られている傾向があるからです。

 

また、育児に対する理解がある職場には、出産・育児を経験している社員が多く、周囲の理解が得られますし、仕事と育児の両立に関するアドバイスを受けられたりもするので、何かと働きやすいです。

 

15.6.2:元々、女性が多い業界では、既婚率、管理職比率をチェックする

ただし、元々、女性が主役となるような業界においては、女性社員の比率が高いからというだけでは、安心できません。

 

こういった業種においては、管理職に就いている女性の比率、結婚している女性社員の比率を、確認することが重要です。

 

独身女性ばかりの職場で、育児をしながら働くというのは、理解を得られるかどうか、厳しい部分もありますし、女性管理職の比率が低い会社は、女性のワークライフバランスに、無頓着なことが多いです。

 

15.6.3:産休や育休の取得実績をチェックする

結婚した後に、出産・子育てを考えているのであれば、産休・育休などの福利厚生がしっかりとした会社を選ぶことが重要です。

 

また、子育てには、思ってもないことが次々と起こるものです。そのような場合に、早退などの対処が取りやすい職場かどうかというのも、確認しておいたほうがいいです。

 

15.6.4:産休や育休制度が有名無実化していることもある

注意点としては、制度自体は準備されていても、実際には全く運用されていないという会社もあります。そのため、産休や育休の取得率を、必ずチェックしてください。一定の取得実績を公表している会社は、女性の働き方についての理解がある会社だといえます。

 

おおむね、大企業のほうが制度は充実していますが、個別に柔軟な対応をしている中小企業も少ないので、転職先を選ぶ時には、細かく話を聞いてみてください。

 

15.6.5:残業や休日出勤・出張の有無をチェック

結婚すると、新しい生活にたくさんの時間を費やさなければなりません。家事や子育てもそうですが、パートナーとの時間をいかに過ごすかも、円満な家庭を維持するには欠かせません。

 

残業や休日出勤が多いと、その大切な時間を持ちづらくなります。また、出張などでパートナーとのすれ違いが続くと、家庭不和になりかねません。

 

家事や子育てにエネルギーを注げないというのでは、幾ら仕事が順調だったとしても、人生全体として見たら、決して幸福とは言えないでしょう。

 

仕事さえうまくいけば、後はどうでもいいという人もいるかもしれませんが、女性でこういった考えを持つ人は、わざわざ結婚しないと思います。

 

結婚して子供を産むという選択をするということは、家族を大切に思うからこそのはずなので、そうであれば、家庭が仕事の犠牲になるような環境は避けることです。

 

そのため、転職を希望する会社が、どの程度の残業を行っているか、休日出勤や出張が発生する機会はどれくらいあるのか、必ずチェックしておきましょう。

 

15.6.6:時短勤務ができるかどうかチェック

女性は出産後、子育てに多くの時間を費やすことになります。特に、出産して間もない頃や、子どもが小さい時期は、生活時間のほとんどが、子育てに取られると考えたほうがいいです。

 

結婚後、出産後の生活は、どれだけ綿密にプランを立てていたとしても、予定通りに運ぶのは難しいものです。仕事に追われて家庭生活をおろそかにしたのでは、なんのための家庭なのかわからなくなってしまいます。

 

そういった時、時短勤務ができると、仕事と家庭の両立が、しやすくなります。ちなみに、時短勤務とは、改正育児・介護休業法による短時間勤務制度、もしくは会社自体が用いている類似の制度を指します。

 

子どもが3歳になるまで、1日の労働時間を6時間に短縮できるというのが、法的に定められていることですが、実際の運用は、会社によって異なるのが実情です。転職先を探すにあたっては、時短勤務が可能かどうかを、チェックしておくようにしてください。

育児に対する理解度をチェックするのが重要

 

16:30 代の女性が転職を目指す時に、最も注意すべきこと

30代というのは、今後の社会人としてのキャリアを形成していく、働き盛りの年代です。仕事で一定の成果を上げ、やりがいを感じる人がいる一方で、現在の職場や仕事に対する満足度が低い人だと、転職のラストチャンスと捉えているかもしれません。

 

30代の女性が、転職する時に強みとなるのは、これまでに培ってきたスキルと経験です。専門的な技術・知識はもちろんのこと、交渉力やプレゼン能力、マネジメント経験、人的なネットワークなど、職種・業種を超えて発揮されるポータブルスキルが豊富な点も、強みと言えるでしょう。

 

この強みは、現在の転職市場において、とても有利に働きますが、注意が必要なこともあります。

 

  • 自分の能力をもっと高く評価してくれる会社があるのではないだろうか
  • ほかの会社に行けば大きなキャリアアップができるのではないか
  • 今よりも休みが取れて、プライベートも充実させられる会社があるのではないだろうか

 

転職を考える動機には、様々なものがありますが、いずれも、その前提として、『もっと良い場所があるのではないか?』という、安直な期待が混じっていることがあります。

 

実力がある自分には、もっとふさわしい場所がある

 

こんな感覚とも言えますが、その気持ちだけで転職をすると、大きな失敗を招くことがあります。自分自身の実力を、高く見積もっている可能性があり、いざ転職しようとしても、どの会社からも、高い評価をもらえないからです。

自分への過大評価、安直な期待は危険

 

16.0.1:30代での転職の失敗は、ダメージが大きい

こんな状態だと、仮に転職が決まったとしても、とうてい満足できるものにはなりません。『前の会社のほうが良かった』と後悔するかもしれません。

 

そして、30代を超えると、よほど優秀な人でない限り、そう簡単に転職を繰り返すことはできないので、30歳を過ぎた段階での転職の失敗は、年齢的に巻き返しが困難です。

 

一番多いパターンは、この会社には合わないと、転職を繰り返して、そのたびに、ポジションも年収も下がってしまうという、残念な結果です。

 

特に、女性は30代を過ぎ、40代に入ると、転職先の選択肢の幅が狭まりやすい傾向にあるので、要注意です。

 

16.0.2:感情で転職の決断をしない

転職で失敗しないためにも、一時の感情で転職活動を行うことは、絶対にやってはいけません。将来を見据えて、計画的に転職を考えてください。

 

もちろん、綿密に計画を立てたとしても、全てがその通りに進むことは、まずありませんが、よく考えて行動した結果と、何も考えずに行動した結果では、大きな違いが生じます。

 

せっかく、これまで築いたキャリアを無駄にしないためにも、慎重に考えて、行動するようにしてください。

外資にすべきか悩んでいるあなたに伝えたいこと~女性の転職事情~

これまで、日系の会社で働いてきたけど、女性ということで、男性よりも待遇が低いし、キャリアアップのチャンスも少なく、閉塞感がある。

 

このまま、今の会社で働き続けていいのか、疑問を感じていて、女性にも公平にチャンスが与えられる外資系企業への転職を考えるようになった。

 

でも、本当に転職できるのか
転職できたとしても、自分がやっていけるのか

 

このページでは、そんな不安を持つあなたのために、外資の実情について、まとめていますが、結論から言えば、外資に向いている人、向いていない人というのは、こんな人です。

 

最も重要なポイントを5つ挙げていますが、これらに当てはまるようでしたら、間違いなく、外資でもやっていけるので、自信を持ってください。

 

<外資に向いている人>

  • 自主的に行動できる人
  • 精神的にタフな人
  • 物事を柔軟に考えられる人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 考え方の違う人とも、うまく付き合える人

<外資に向いていない人>

  • 上司からの指示がないと、動けない人
  • プレッシャーに弱い人
  • 頭が固い人
  • 環境の変化を楽しめない人
  • 物事をドライに割り切ることが苦手な人

 


転職を真剣に考えているのであれば、どんな企業が女性を積極的に募集しているのか、求人情報を把握しておくことが重要です。

 

JACリクルートメントという転職会社は、外資企業とのコネクションが強く、どんな会社で働きたいのか、あなたの希望条件を伝えれば、それらの条件を満たす会社を教えてくれるので、ぜひ一度連絡を取ってみてください。
JACリクルートメント

 

1:日系よりも外資のほうが女性にとっては、断然働きやすい!

 

現在の日本における女性の労働環境を見てみると、男女雇用機会均等法が1986年に施行されて以来、少しずつ改善されてきていますが、海外と比較すると、まだまだです。ハッキリいえば、遅れています。

 

こういった状況下において、これまで、日系企業で働いてきた女性が、外資系企業に注目するのは、自然な流れですが、では、本当のところ、外資系企業は、女性にとって働きやすい職場なのでしょうか。

 

メリットとデメリットを考えてみます。

 

<女性が外資で働くことのメリット>

  • 男性と同じ立場で働ける
  • 働き方の自由度が高い

<女性が外資で働くことのデメリット>

  • 成果に対する責任を負わなければいけない
  • 序列が厳しい

 

1.1:女性が外資で働くことのメリット

 

1.1.1:男性と同じ立場で働ける

まず、日系と比較して、外資の最大のメリットを挙げるとすれば、それは、男性と女性が、同等の立場であるということです。

 

日系企業だと、採用の時点で、男性と女性で、差を付けることが珍しくないですし、働き始めた後も、人事評価の基準が、男性と女性で異なり、男性のほうが昇進のスピードが速かったりします。

 

日本医科大学が、入学試験において、女性の点数を不当に低く付けるという、明らかな差別を行っていた事実が明らかになるというニュースがありましたが、女性が不利な立場に置かれるというのは、民間企業においても、存在します。

 

一方、外資は、こういった性差別はなく、一人の人間として見るという姿勢が徹底しています。実力主義の世界なので、能力と結果が、判断指標となります。

 

外資では男性と女性は同等に働く

 

1.1.2:日本の企業は、女性が活躍しづらい

日系企業のなかでも、実力主義を取り入れる会社が出てきていますが、まだまだ一部ですし、外資と比較すると、中途半端になっているケースも多く、能力のある女性にとっては、外資のほうが活躍する場が多いです。

 

1.1.3:外資は働き方の自由度が高い

また、ワークライフバランスという観点で見ても、日系企業は、長時間労働を美徳とする風潮があり、無駄に遅くまで、会社に残らざるを得ないといった雰囲気が、いまだにありますが、外資だと、社員のプライベートには、一切関わりません。

 

仕事において、責任を果たしていれば、あとは自由なので、毎日定時に帰宅するというのも当たり前ですし、今日は都合があるので、早めに退社するといったこともできます。

 

外資は働き方の自由度が高い

 

1.1.4:外資では、休みも自由に取れる

休みの取り方についても一緒で、業務に支障がなければ、自分の好きなように休めます。

 

あくまでも、責任とのセットですが、自由な働き方ができる外資は、ワークライフバランスを重視する人にはオススメです。

 

1.2:女性が外資で働くことのデメリット

 

1.2.1:外資では、成果に対する責任を負わなければいけない

外資系企業では、『個人主義』と言ってもよいくらい、個人が尊重される文化です。こういった背景から、チームで行動する、人を育てるという意識が低く、日系企業の雰囲気に慣れている人だと、違和感を覚えるかもしれません。

 

結果に対しても、日系企業は年功序列の裏返しで、上司が部下の責任を負うという文化があるので、一定の保証がありますが、外資では、成果に応じて、年収がアップダウンしますし、最悪のケースでは、クビになることもあります。

 

これは男性にも当てはまることなので、女性だけに限った話ではないのですが、日本人の女性は、協調性が高く、チームワークを好む傾向があるので、特に注意が必要です。

 

外資は成果に対するプレッシャーが強い

 

1.2.2:外資では、男性・女性を問わず序列が厳しい

外資で働く場合、男性・女性を問わず、個人ベースで序列=上下関係が明確になるので、そういったことに抵抗がないかどうかというのは、外資への転職を考える時には、非常に重要です。

 

イメージとしては、先輩・後輩の付き合いをしてきた体育会系の人のほうが、外資の雰囲気に馴染みやすいのではと思います。

 

1.3:補足)外資での子育て事情

転職を考える時に、子育てという要素を重視する女性もいると思いますが、メリット・デメリットという観点からみると、外資はどうでしょうか。

 

外資は、子供を持つ女性を差別するようなことはしないのですが、逆に、子供がいるからといって、大目に見てくれることはなく、結果を追求されるので、そういった意味では、日系企業よりも厳しいです。

 

ただし、結果を出していれば、早上がりを認めてくれたり、有給を優先的に取らせてくれたりしますし、周りも、普通に接してくれるので、仕事ができる人にとっては、日系の会社で働くよりも、やりやすいと思います。

 

この点については、後ほど改めて、説明します。

 

子供がいても働くのは外資では当たり前

 

2:未経験者でも、転職できる?

『未経験でも、外資系に転職することはできる?』

 

外資系企業につきまとうイメージには間違ったものが多いのですが、そのなかで最も悪影響を及ぼしているのが『即戦力採用』という言葉だと思います。

 

未経験でも外資に転職できる

 

外資へ転職の真剣に考えた時、こんな不安が出てきて、悩んでしまうかもしれませんが、これはかなりの部分で誤解が入っています。

 

たしかに、日系企業と比較すると、即戦力の人材を求める傾向は強いのですが、まったく社員の育成を行わないというわけではありません。実際、未経験者でも応募可能な求人は増加傾向にあります。

 

2.1:未経験の意味合いによって、状況は変わってくる

『未経験者でも、転職できるのか?』という質問を考える時には、『未経験』という言葉の定義が重要となってきます。

 

  • A:外資系企業で働いた経験がないという意味での未経験
    (日系企業での勤務経験しかない)
  • B:その業種で働いたことがないという意味での未経験
    (別業種での勤務経験しかない)

 

2.2:外資で働いた経験がなくても、転職には何ら影響がない

Aのケースであれば、全く問題ありません。日系企業でも外資でも仕事は仕事、やることは一緒です。外資だから、仕事の難易度が高いということはありません。日本の会社で、普通に業務をこなしていた人であれば、外資でも全く問題なしです。

 

2.3:職種未経験ということだと、外資への転職は厳しい

問題となってくるのはBのケースです。金融業界で働きたいけど、今まで勤務していたのは製造業。こんな人の場合、転職のハードルは高くなりますが、これは、外資だからということではなく、日系企業でも一緒です。

 

20代の若い人であればともかく、30代後半、40代となると、正直なところ厳しいです。

 

2.4:業界未経験という女性は、まずはその業界での経験を積むこと

こういった状態で突破口を見いだすのであれば、外資・日系とこだわらず、また職種にもこだわらず、まずは金融業界で働き口を見つけることです。そうやって業界での勤務経験を増やしていけば、そこからチャンスが広がります。

 

業界未経験の人だと、最初から自分の希望に100%合った満額回答を目指すのではなく、その業界に入ることを優先してください。全てはそこからです。

 

2.5:管理職経験があれば、未経験の職種でも大丈夫

ちなみに、管理職としての経験があれば、業界知識がなくても、採用のチャンスは増えます。特に上級管理職(部長以上)であれば、チャンスは一気に増えます。(もちろん、名ばかりの部長ではダメです。あくまでも役職に見合う成果を出してきた人に言えることです。)

 

管理職経験がある女性は強い

 

3:外資へ転職する時には、学歴は関係なし

日本の会社の場合、学歴というのを非常に重要視しますが、外資においては、どうなのでしょうか? 結論から言えば、転職する時には、学歴は関係ないと考えてください。

 

新卒であれば、外資においても学歴は重要であり、マッキンゼー、ボストンコンサルティングといった大手コンサルティングファームだと、東大、京大など、特定の大学出身者しか取らないといった総合商社みたいな選考を行っていたりもします。

 

でも、これは、当人の実力を測る具体的な基準が何もないので、厳しい受験競争を勝ち抜いてきた高学歴者を優先しているという背景があります。

 

(こういった人達は、小さい頃から、もの凄いプレッシャーのなかで、毎日勉強してきているので、その努力を続けられたというのは、仕事においても大きな武器となるという発想です。)

 

でも、中途採用に関しては、あくまでも本人の実力が評価の基準となります。三流私大卒でも、応募したポジションで活躍できるだけのスキルがあることを認めさせれば、間違いなく採用されるので、自信を持ってください。

 

逆に、実力不足と判断されれば、東大卒でも弾かれるので、外資に転職する時には、学歴をアピールするのは無駄です。

 

外資への転職に学歴は関係ない

 

4:外資に向いている女性のタイプ

人には向き不向きがあり、得意なもの、苦手なものが分かれています。これは、会社でも一緒であり、日系企業が合う人と、外資系企業が合う人がいます。

 

では、どんな人が外資に向いているのか?

 

その特徴を、下記にまとめています。この特徴は同時に、外資系企業が欲しい人物像でもあるので、自分が、当てはまるのかどうか、ぜひチェックしてみてください。

 

なお、このページは、外資への転職を目指している女性を対象にしていますが、向き・不向きというのは、男性でも女性でも一緒です。女性だから、何か特別なことを要求されることはないということを、最初にお伝えしておきます。

 

外資に向いている女性のタイプ
<こんな特性があれば、外資でも大丈夫>

  • 自主的に行動できる人
  • 精神的にタフな人
  • 物事を柔軟に考えられる人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 考え方の違う人とも、うまく付き合える人

 

4.1:物事を柔軟に考えられる

外資系の特徴として、事業戦略の方向転換が、たびたび行われます。トップダウンでの命令は、日系・外資を問わず絶対ですが、外資の場合、昨日までと真逆のことを、いきなり言われるということが、日常茶飯事です。

 

日系企業から転職してきたばかりだと、違和感を覚えると思いますが、そこで重要になってくるのが『柔軟性』です。それまで行ってきた仕事のやり方、結果を一旦脇に置いて、新たな展開を受け入れることが、外資で働くうえでは、必要不可欠です。

 

4.2:臨機応変に対応できる

結果に対して非常に重きを置いているために、結果がでない方法をすぐ変えるというのも外資系の特徴です。これを一言で表現すれば、『朝令暮改』です。

 

上記の柔軟性にも通じることですが、想定外の事情が起こった時など、全てをゼロにして新たな方法を見つけ出すというのも、外資で働くための必要な要素となります。

 

4.3:自主的に行動できる

外資系企業は日系企業に比べて、仕事の裁量に対する自由度が高く、社員一人一人は、自分の仕事に対する権限を持って、働くことになります。

 

これは、自分自身で、物事を判断して進めていくことを意味しています。日本の会社だと、いちいち、上司の指示を仰がないと、仕事を進められないことが多いのですが、外資だと、自分で決められます。

 

でも、この自由度というのは、結果に対する責任とセットです。権限を与えられた社員は、そのなかで、自分自身の力で、結果を出さなければいけません。

 

4.3.1:外資では、全て自分で考えて実行する

その過程で、日本の会社のように、上司から、どうすればいいか教えてもらうといったことも、できません。全て、自分自身で考えて実行することになります。この感覚は、サラリーマンというよりは、個人事業主の感覚に近いです。

 

実際、外資というのは、個人事業主の集まりのような存在であり、業務遂行上、必要なコミュニケーションは取りますが、自分のノルマを果たすうえで、他人からフォローしてもらうということは、ありません。

 

4.3.2:業務上、必要な知識、スキルを自分で習得するのも仕事の一つ

そのため、自分が担当する仕事をこなすうえで、必要な知識、スキルがあれば、それも自分自身の責任で習得していくことになります。

 

ですから、外資で成功している人というのは、どうすれば、仕事が回るのか、自主的に考えて行動する習慣が身に付いていますが、もし、あなたが、こういった『自分で動く』という考え方ができるのであれば、外資向きです。

 

主体性がなければ、外資では通用しない

 

4.3.3:指示待ちタイプの人は、外資ではNG

日本人の女性には、自分で考えて動くよりも、誰かから指示されたことを、粛々と実行するほうが好きという人が多いのですが、こういったタイプの人は、外資には不向きです。

 

一方、自主性が高い人だと、日本の会社は息苦しさを感じてしまうと思います。特に、女性だと、仕事に対する裁量が少ないことが珍しくないので、なおさらですが、外資だと、こういったことはないので、思う存分働けるはずです。

 

4.4:精神的にタフ

ここまで見てきたように、外資は変化が激しいので、事業の方向転換などで、これまで着々と準備してきた仕事が、全部無駄になるといったこともあります。

 

そうした状況下では、精神的なタフさも重要な要素です。仕事が上手くいっている時は、誰でも気分良く、物事に取り組めますが、自分の責任範囲を超えた理由で、結果が伴わないという時期もあります。

 

そうした状況下でも、めげずに仕事を続けるには、精神的な強さが鍵となり、タフかどうかというのは、自分が外資に向いているかどうかを見極めるための、重要ポイントです。ちなみに、物事を悲観的に捉える人よりは、楽観的に考える人のほうがタフです。

 

4.5:考え方の違う人とも、うまく付き合える

コミュニケーション能力も非常に重要な要素です。日本だと、寡黙にひたすら仕事に打ち込む人を、よく捉えるイメージがありますが、外資では、そういった仕事の進め方はありません。

 

仕事の内容自体は、職人的なものもありますが、そういった仕事でも、同僚と議論を交わしながら、進めていくことになります。

 

そこでは、自分の意見を分かりやすく伝えられること、相手の意見を的確に理解できることが、重要なスキルとなります。

 

外資ではコミュニケーションスキルが問われる

 

4.5.1:異なる意見を受け入れる柔軟性は、外資では必要不可欠

また、その過程では、自分とは全く異なる意見が出てくることもありますが、そこで否定してしまうような人はダメです。

 

異なる意見でも、『参考になるところもあるのでは』と尊重できるような人でないと、文化や育った環境が違う人間が集まる外資で、働くのは無理です。

 

むしろ、考え方の異なる人間が、自由に意見を交換することで、より良いアイデアを生み出していくことに、外資の強さがあるので、この環境に馴染めないと、まず通用しないです。

 

これは男性よりも女性のほうが得意とすることなので、大丈夫かなと思いますが、自分はどうなのか、自己を振り返ってみてください。

 

4.6:語学が得意・好き

外資に採用されるために語学が必要であるかどうかというのは、企業によって違います。外資=英語というふうに、考える人は多いかもしれませんが、日本で働く時には、想像以上に、英語を使う頻度が少ない仕事も多いです。

 

その典型的な仕事が営業です。外資の営業だと、顧客は日本企業なので、英語を使うのは、本社に提出するレポートを書く時ぐらいといったこともあります。(英語ができる社員が肩代わりしてくれるというケースもあります。)

 

外資は実力主義だけに、営業なら営業、経理なら経理というふうに、実務能力のほうが重視されるので、仕事をこなす能力があれば、英語については、大目に見てもらえたりします。(特に、技術職については、この傾向があります。)

 

ただ、そうは言っても、語学が得意というのは、外資で働くうえで、損にはならないですし、英語が社内公用語という会社もあるので、語学ができる人のほうが、できない人よりも、チャンスは多いと言えます。

 

4.6.1:外資では『英語が出来る』は当たり前、武器にはならない

ただし、『未経験だけど、英語が得意なだから、語学力を活かして外資に転職したい』という考え方はNGです。

 

英語が必要とされるのは、業務を遂行するうえで必要なツールだからですが、最も重要なのは、『仕事で成果を出す』ということです。

 

英語が話せなくても、会社が望む成果が挙げられるのであれば、外資は、その人を採用します。

 

そして、語学力不足というのは、実務能力でカバーできますが、逆は無理です。従って、外資へ転職する過程において、英語ができるということは、それだけでは武器にはなりません。

 

日本の会社へ転職する時に、『日本語が得意だから』と言う人はいないでしょう。日本語ができるのは当たり前だからですが、外資における英語の位置づけというのは、これと一緒です。

 

外資では英語が話せるのは当たり前

 

5:こんな女性が外資に転職すると失敗する

ここまで、外資に向いている人の特徴について、見てきましたが、では、逆に、向いていない人というのは、どんな人でしょうか?

 

ここも、細かく言えば、色々ありますが、そのなかでも、特に重要なことを3つ挙げます。この3つのいずれかに当てはまる人は、外資向きではないと考えたほうがいいです。

 

こんな女性が外資に転職すると失敗する
<こんな人は、外資に向いていない>

  • 上司からの指示を受けて、働くのが好きな人
  • 環境の変化を楽しめない人
  • 物事をドライに割り切ることが苦手な人

 

5.1:上司からの指示を受けて、働くのが好きな人

外資系企業の特徴として、議論を行い、みんなの意見を聞きながら、仕事を進行するというものがあります。もし、何も発言することなく、指示待ちの状態の人がいる場合、即クビの対象者となります。自己を確立していて、自ら行動することが、外資では求められます。

 

日本企業の特徴として、年功序列を重んじることがあり、ここに慣れてしまうと、上司は絶対的な存在で、上の人間に意見を言うことなど、想像できず、常に指示を待つという体質が、身に付いてしまいます。

 

こういった体質を持つ人が、女性には少なくありませんが、こういった人が仮に、外資に採用されたとしても、なかなかうまくいかないでしょう。

 

5.2:環境の変化を楽しめない人

上記の『柔軟性』や『臨機応変』のところでも、触れましたが、外資では方針が急に変わることが、珍しくありません。

 

いきなり、トップが交代して、昨日までとは全く違う会社になったということも、起こりえます。そのため、環境の変化に対応できない人は、外資には向いていません。

 

先を予測することができず不透明だと、そこから始まる新たな展望にワクワク感が止まらない。

 

5.2.1:新しい物好きであればOK

何か新しいことが起きたときに、こんな感覚を持てる人は、外資でも通用しますが、こんな時に、まず不安に駆られてしまうという人は、外資で働くと、常に不安に苛まれながら、働くことになるので、精神的に厳しいです。

 

好奇心旺盛な人は外資向き

 

5.3:物事をドライに割り切ることが苦手な人

外資では、それまであったルールにこだわるという文化がありません。より効率的、効果的なやりかたが見つかれば、すぐに切り替わりますし、そこには、年齢・性別などの縛りもありません。

 

若手であろうが、ベテランであろうが、これがベストと思う判断をした場合、その方向性で仕事を進めることになります。

 

こういった背景があるため、外資では、日系企業で見られるような、ドロドロとした人間関係に悩まされることはなく、物事を淡々と進めることができます。

 

これは、良いことのように思えますが、物事の判断がハッキリしているので、日本人からすると、ドライと感じてしまうこともあります。この感覚についていけるどうかというのも、外資で働くうえでは、重要なポイントです。

 

5.3.1:物事にこだわる人だと、外資は厳しかも

一つの判断基準として、自分の意見が通らなくても、素直に割り切って、さらに良いものを作り出そうといった考えを持てる人は、外資に向いていますが、物事に執着してしまうタイプの人だと、外資は難しいと言えます。

 

物事にこだわる人だと、外資は厳しかも

 

6:外資への転職に、年齢は関係ないはウソ

これは、女性に限った話ではなく、男性も同じですが、転職を考えるうえでは、年齢というのは、重要な要素です。

 

転職市場においては、35歳限界説というものがあります。35歳を超えると、転職するのは難しくなるという話です。

 

今は、かなり人材の流動性が高くなったので、年齢が高い人でも、転職できる可能性が高くなっていますが、その一方で、35歳限界説というのは、根強く残っています。

 

35歳限界説

 

6.1:日本の会社が、年功序列を好むワケ

その背景には、日系企業の年功序列型の風土があります。昨今では、実力主義を採用する企業が増えてきましたが、これはITベンチャーなど、新しい会社に見られることであり、社歴が長い大企業だと、まだまだ年功序列が生き残っています。

 

日本の会社には、スペシャリストよりもジェネラリストを重んじる傾向があり、若手に色々な仕事を経験させて、育てていくという企業文化があるためです。

 

同時に、社員を会社の色に染めることで、組織運営をやりやすくするという狙いもあり、昔から、日系企業は、この考えの元に、社員教育を行ってきました。

 

一定の年齢を超えた社員だと、じっくり育てる時間がないですし、色々なことを経験してきているため、自分の会社の色に染めるというのも、難しくなります。そのため、採用する時に、年齢制限を設けている会社が多いというわけです。

 

6.2:女性の結婚適齢期という古い考え方

特に、女性に関しては、結婚適齢期という要素もあり、男性以上に、採用に慎重になる傾向があります。

 

なお、こういった年齢や性別で、採用する人間を制限するというのは、労働基準法に抵触するので、表立って、こういったことをしている企業はありませんが、採用の現場では、常態化しているというのが、現実です。

 

6.3:外資でも、女性の年齢を気にする人がいる

一方、外資系企業の場合、実力主義、成果主義が基本です。仕事に成果を出す人間であれば、国籍、年齢、性別は問わないとする考えのもとに採用を行っているので、年齢の高さが、ただそれだけで、マイナス要因になることは、ありません。

 

ただし、日本にある外資企業では、数多くの日本人が働いており、そのなかには、旧態依然とした考え方を持つ人もいます。

 

そういった人が、採用を担当していると、年齢がネックになることもあります。年齢が高い人を採用するというのは、特に、その部署の責任者が若い時には、その人との上下関係や、チーム内でのバランスを考えて、躊躇するということも、現実にはあります。

 

6.4:年齢にふさわしい実力があれば、外資は大丈夫

そういったマイナス面を吹き飛ばすだけの能力や実績を持っているなら、心配する必要はないのですが、現実としては、こういったこともあるということを、頭に入れておいてください。

 

年齢にふさわしい実力があれば、外資は大丈夫

 

6.5:数年スパンの転職は問題なし

ちなみに、日系企業の場合、転職回数が多いと、悪い印象を持たれるリスクがありますが、外資だと、回数自体は、全く気にしません。むしろ、色々な仕事を経験しているということで、プラスと判断されることもあります。

 

もちろん、何の理由もなく、短期間で転職を繰り返すような人は、外資でも敬遠されますが、数年程度のスパンで、しかも転職するごとに、役職が上がっているなど、確実にキャリアを上げているような人は、即戦力とみなされ、高い評価を受けること、間違いなしです。

 

6.6:見かけだけの外資に要注意

ここで、注意すべきなのが、最近は、外資とは言いつつも、内情は日系企業という会社が増えているということです。

 

これは、外資に買収される日系企業が、多くなっているためですが、経営統合されて、資本は外資になったけど、会社の体制は、買収前と変わらないという企業もあります。

 

これは、資本先が変わっただけであり、人事評価や仕事の進め方は、そのまま引き継がれるためです。こういった会社だと、転職する時に年齢が30代、40代となると、それだけで嫌がられる可能性があります。(女性だと、なおさらです。)

 

7:年代別にみる、外資への転職成功確率

ここからは、年代別に、外資への転職の難易度を見ていきます。日系企業と違って、外資は、年齢だけで判断することはありませんが、年齢が高くなるにつれて、相応の実力が求められるのも、また事実です。

 

20代であれば、将来性を見越して・・・ということもありますが、30歳を超えると、実力勝負となってきますし、30代と40代では、求められるスキルが違ってきます。

 

そのため、30代、40代の年代別に、転職の難易度について、見ていきます。

 

7.1:30代女性の成功確率

30代の女性にとっての転職というのは、日系企業と同じように、次第に厳しくなってきますが、外資の場合、結婚適齢期という概念はないので、プライベートのことが、問題になることはありません。(面接の時にも、そういったことは聞かれないはずです。)

 

ただし、これは結婚や出産を応援してくれるという意味ではなく、どんな状況下においても、会社側が要求する成果を出してくださいねということです。

 

結果を出せば、何も余計なことは言わない、だから、あなたも、結果を出してね

 

こういうことですね。成果に対するコミットがあるから、何歳になっても外資への転職が可能となるわけです。

 

7.1.1:30代に対する会社からの要求水準は高い

そして、30代となると、会社からの要求度は高くなるので、自分が、その要求に応えられるかどうか、冷静に判断してください。(これは、独身、既婚に関わらず、言えることです。)

 

具体的な要求内容というのは、企業ごとに微妙に異なりますが、30代となると、即戦力とみなされるだけのスキル、経験がないと、採用される可能性は低くなると考えてください。

 

そのため、これまで未経験の業種、職種へ転職するというのは、難しいです。これまでの経験を活かすというのが、基本線となります。

 

30代は即戦力

 

7.2:40代女性の成功確率

日系企業の場合、40代の女性となると、転職を受け入れる会社というのは、かなり少なくなりますし、仮に転職先が見つかったとしても、年収が下がるケースが多いです。

 

下の年代と比較して、40代の女性の転職の難易度が高くなるのは、外資でも同じですが、管理職の経験がある、プロジェクトマネジメントの経験があるなど、目に見える実績があれば、年齢にかかわらず、採用してもらえます。

 

7.3:外資におけるシニア層のリストラ事情

ここで、転職と年齢の関係という観点で、日系企業では見られない、外資特有の慣習をお伝えします。それは、年齢が高くなると、知名度の低い会社に転職するというパターンです。たとえば、金融業界を例にとると、下記のようなキャリアパスをたどる人が多いです。

 

A)JPモルガン、ゴールドマン・サックスなど、超一流の会社で働く

B)超一流とまでは言えないけど、ブランド力のある会社で働く

C)知名度に劣る中堅の会社で働く

D)社員数が数十名という、小さな会社で働く

 

この背景には、外資特有の転職事情があります。外資への転職に興味がある人だと、外資は、年齢が高くなると、リストラに遭う確率が高くなるという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

外資では年齢が高くなると、知名度の低い会社に転職する人が多い

 

7.3.1:同じ実力であれば、外資は若い人を厚遇する

これは事実です。プロ野球と同じような感じで、実力主義の外資では、同じ実力の人同士であれば、若い人にポジションを与えます。

 

そのため、年齢が高くなるというのは、それだけで不利になり、その会社でのポジションを失って、退職することになるケースもありますが、その時には、今の会社よりも、格が落ちるところに転職します。

 

日系の会社で言えば、トヨタで働いていた人が、肩たたきにあって、子会社への出向となるといった感じかもしれません。

 

ただし、子会社への出向となると、暗いイメージがありますが、外資の上記のような転職パターンは、決してそういったものではありません。

 

7.3.2:シニアでも転職することで、年収が上がるのが外資

見かけこそ、都落ちのような感じかもしれませんが、年収は前職なみを維持出来るか、人によっては、より高額の給与を取れるようになります。

 

その理由ですが、外資というのは実力主義の社会なので、一流の会社は、優秀な人を好条件で雇います。ですから、当然、優秀な人ほど、格上の会社に目を向けます。

 

ですから、格が落ちる会社には、優秀な人材が回ってきません。そこで、そういった会社が狙うのが、超一流の会社でリストラに遭った人です。元々、そういった会社で働いていたわけですから、能力に関しては疑いの余地がなく、安心して雇えます。

 

そして、リストラに遭った側の人間は、前職なみ、もしくは、それ以上の待遇を受けられるのですから、決して悪い話ではなく、Win-Winです。

 

シニアでも転職することで、年収が上がるのが外資

 

7.4:外資で働いている強み

人によっては、このサイクルを数回、繰り返すこともあります。AからBに移って、そこから、さらにCに移るという感じです。

 

働く会社は、どんどん小さく、名の知れないところになっていきますが、年収というのは、それほど変わらないので、会社の格さえ気にしなければ、実質的なダメージはありません。

 

そして、こんなサイクルが業界内で回っている理由ですが、外資企業というのは、外資出身者を好むからです。

 

7.4.1:外資は外資で働いている人間を好む

外資で働いていると、よくある話ですが、転職エージェントを通じて、別の会社から打診が来ることがよくあります。

 

いわゆるヘッドハンティングですが、エージェントというのは、外資から人材確保の打診が来ると、今現在、外資で働いている人に声をかけて、日系企業での勤務経験しかない人間は、避けます。

 

日本の会社というのは独特で、その世界でずっと働き続けてきた人だと、外資の感覚には馴染めないので、人材確保に苦戦しているエージェントでも、声をかけることはありません。ですから、外資で働いてきて、リストラに遭うような人間が、重宝されるというわけです。

 

(補足ですが、これは、40代、50代という年齢での話です。若くて優秀なビジネスマンであれば、日本の会社から引き抜くことも、盛んに行われています。年齢がいった人は、相手にしないということです。)

 

さらに言えば、同じ外資でも、同一業種出身者のほうが好まれます。金融であれば、やはり金融業界で働いている人のほうが望ましいということです。

 

7.4.2:外資は日系よりも、シニア層を優遇する

こうなると、転職市場において、対象となる人の数というのは、たかがしれています。下手したら、100人単位ではないでしょうか。そうなれば、会社間の人材獲得競走が起きて、けっこう良い条件で転職出来るということです。

 

これは、外資で働いている人間の強みだと思います。日本の会社でも、一流メーカーを退職したシニア層の技術者を、中小企業が雇うということはありますが、給与は落ちてしまいます。

 

そういった事情を踏まえると、真の意味で、人材の流動性があるとは言えず、ですから、この年代の本当に優秀な技術者は、中国や韓国のメーカーに、引き抜かれているわけです。

 

日本の会社で働く場合、40代、50代で、その会社を辞めなければいけなくなった時、今と同じ条件で働ける職場を見つけるというのは、ほぼ不可能に近いと思います。女性だと、特にそうですが、外資だと、案外、それができてしまいます。

 

外資はシニアを優遇する

 

8:結婚を意識している女性には、外資はオススメ

転職を考えるときに、女性だと結婚のことが頭によぎる人も多いと思いますが、もし、仕事と子育ての両立を目指すのであれば、外資は文句なしにオススメです。子育てに対する会社の理解が進んでおり、支援体制が整っているためです。

 

産休、育休は自由に取れますし、復帰後には、在宅勤務や時短勤務を選択できるようになっている会社も多いです。

 

  • 子供を保育園に迎えに行くので、どんなに遅くても、毎日18時には退社する
  • 子供が急に熱を出してしまったので、看病のために休む
  • 週3日出勤して、残りの2日は在宅勤務にする

 

こんなことも当たり前として、認められています。日本の会社から外資に移ってきた人だと、あまりにも何も言われないので、驚くことが多いようです。

 

8.1:外資は自分で勤務スケジュールを決められる

元々、外資は裁量制の高い働き方ができるところです。日系企業と比べると、プライベートの都合に合わせて、仕事を休んだり、出退社時間を調整したりといったことが、普通にできます。そのため、子供の事情にあわせて、仕事のスケジュールを変えられるという素性があります。

 

ただし、これまで述べてきたように、外資は、結果が求められる世界なので、子供がいるからといって、仕事のパフォーマンスが落ちることを許してくれるようなことはありません。

 

実際、子育てと仕事の両立に成功している女性には、男性以上に、効率良く、仕事をこなしている人が多いです。

 

先ほどのスケジュール調整ということで言えば、いざという時に、子供に時間を割くために、前持って仕事を進めて、余裕を持たせるといったこともしています。

 

責任を果たさなければいけないので、大変だけど、そのかわり、ノルマを果たしていれば、自由なので、自分が望む働き方ができるというわけです。

 

8.2:子供がいることが、キャリアの支障にならない

子供の存在というのは、ワーキングマザーにとっては、時に葛藤や戸惑いの原因になることもあるかもしれません。

 

子供と自分のキャリア、どちらを優先するのかという葛藤です。

 

でも、外資であれば、両方を目指すことが可能です。実際、マネージャーに昇進して、管理業務と育児を両立している女性は、多数存在します。

 

会社が、あくまでも、その人自身のパフォーマンスを見て、ポジションを割り当てるので、管理職として、業務を遂行できると判断すれば、躊躇なく、昇進させます。そこに、家庭の事情が加わることはありません。

 

仕事の責任が重くなるので、より一層、プレッシャーはかかりますが、管理職だと、現場の実務から離れられるので、業務量は減って、かえってやりやすいこともあるようです。

 

いずれにしても、外資においては、結婚の予定がある、妊娠している、子供がいるといった、プライベートの状況が、キャリアに影響することはありません。キャリアアップできるかどうかは、仕事で結果を出せるかどうか、自分の実力のみです。

 

結婚している人には、外資はオススメ

 

8.3:自分の居場所は、自分で確保する

ここで、結婚、妊娠に絡んで、外資でよくある光景を、ご紹介します。外資の厳しさと感じる人もいれば、可能性と感じる人もいるかもしれませんが、外資の実情を表す典型例です。

 

営業、マーケティング、あるいは、金融のフロントオフィスなど、激務が当たり前の部署で働く女性だと、子供が生まれた後、産休を取っても、2~3ヶ月ぐらいで復帰することが、珍しくありません。

 

外資というのは、ギリギリの人数で業務を回しているため、誰かが産休に入った時には、代わりの人を雇うことになります。数ヶ月程度であれば、派遣社員を使うなど、復帰までの代役を用意することで、カバーしますが、長期の休みとなると、正社員として採用してしまうケースもあります。

 

そうなると、その人の帰る席がなくなるので、復帰する前に、社内で、どこか空いているポジションがないか、人事部と交渉することになりますが、元の部署に戻れるケースは少ないので、席を確保したい人は、早急に復帰することを選択します。

 

8.4:子育て優先であれば、仕事が楽な部署に異動させてもらうこともできる

その一方で、産休から復帰した後には、激務を避けて、もっと仕事が楽な管理部門に移ることを選択する人もいます。

 

これも会社側と交渉して、空きがあればという話となりますが、フロントで働けるぐらいの優秀な人だと、管理部門に移った途端、トントン拍子に昇進して、マネージャーや部門長になるケースも多いです。

 

いずれにしても、日系との違いとしては、外資の場合、自分のポジションを確保する努力が必要であるということです。

 

日本の会社であれば、産休から復帰して、働く場所がないといったことは、まずないので、そう考えると、外資は厳しいです。

 

でも、同時に、自分の努力次第で、キャリアを維持することができるし、状況によっては、方向性を変えることもできるので、自由度は高いとも言えます。

 

外資は働き方の自由度が高い

 

9:転職先を探す時の注意点

ここまで読み進めてきて、外資への転職を目指す気持ちが固まったという人もいるかもしれません。そうなると、次のステップとしては、転職先を探すことになりますが、その時には、注意すべきことがあります。

 

それは、外資とは言っても、その内情は会社によって大きく異なるということです。女性を活用する姿勢、バックアップする姿勢においても、同様です。

 

また、外資の場合、その人の実力にあわせて、給与を設定するので、同じ会社でも、経歴次第で、100万円単位の収入差が生じます。そして、どんな経歴を持つ人を高く評価するのかという評価基準も、企業によって異なります。

 

ですから、製薬会社へ転職しようとして、2つの会社で面接を受けたけど、提示された年収は、Aという会社からは500万、Bという会社からは800万円といったことが起こります。

 

そのため、転職先を決める時には、その会社の実情を、細かくチェックするようにしてください。その会社に勤めている女性社員に話を聞くことができれば、ベストなのですが、現実として、なかなか難しいと思います。

 

外資は、会社によって待遇が大きく異なる

 

9.1:転職会社を通じて、内部情報を入手するのが鉄則

そこで、オススメなのが、外資系企業への転職支援実績が豊富な転職会社に、連絡を取って、相談してみることです。転職会社は、各企業の内情に精通しているので、待遇、職場環境など、知りたいことについて、教えてくれます。

 

また、自分が望むキャリアパスがあるけど、どうすれば、それを実現すればいいのか分からないという時には、アドバイスを受けることもできます。

 

自分が理想とする転職を実現するうえでは、頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

下記の転職会社であれば、女性の転職支援にも慣れているので、相談先としてオススメです。

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